お子さんが小学校に入学すると、1人で登下校する機会が増えますよね。
「ちゃんと学校に着いたかな?」「いつもより帰りが遅いけれど大丈夫かな?」と心配になり、見守りGPSをランドセルに入れて持たせたいと考えるご家庭も多いと思います。
画面がなく、通話やゲームができない小さなGPSでも、「GPSなら自由に持っていっていい」と全国共通で決まっているわけではありません。
学校のしおりにGPSについて書かれていない場合も、自己判断でランドセルに入れるのではなく、まず担任の先生や学校へ確認しておくと安心です。
特に、音や振動の有無、トーク機能、ボタン、防犯ブザーなどは機種によって違います。学校へ相談するときに「どんな端末を、何のために、どのように持たせるのか」まで伝えると、確認してもらいやすくなります。
この記事では、見守りGPSを小学校へ持ち込むときの確認方法から、連絡帳の例文、申請書の書き方、学校から持ち込みを断られた場合の対策まで分かりやすくまとめます。
見守りGPSそのものが必要か迷っている方は「小学生に見守りGPSは必要?過保護と悩む親へリアルな本音を解説」も参考にしてください。
- 見守りGPSを学校へ持ち込む前に確認しておきたいルール
- 担任の先生への相談方法と持ち込み申請書の書き方
- 見守りGPSをランドセルに入れるおすすめの場所と注意点
- 学校からGPSの持ち込みを断られた場合の4つの対策
小学生の見守りGPSは学校に持っていける?ルールの確認方法を解説
子どもの登下校が心配で、見守りGPSを持たせたいと考える保護者の方は多いと思います。でも、学校へそのまま持って行ってもいいのか気になりますよね。
実は、見守りGPSを学校へ持っていけるかどうかは、地域や学校によってバラバラなんです。
見守りGPSの持ち込みルールは学校ごとに違う
見守りGPSを学校へ持っていけるかどうかは、実は地域や通っている学校によって対応がバラバラです。 同じ市内でも、学校が違うとルールが変わることも珍しくありません。
ここでは、国の方針や実際の学校でよくある対応パターンについて、詳しくお伝えしますね。
国のルールにGPSの明確な決まりはない
文部科学省では、小学校への携帯電話の持ち込みは「原則禁止」としています。 特別な事情がある場合だけ例外として認める、という考え方です。
文部科学省では、小学校への携帯電話の持ち込みについて「原則禁止」としつつ、登下校時の安全確保など、やむを得ない事情がある場合には例外的に認める考え方を示しています。詳しくは、文部科学省の方針を踏まえた教育委員会の資料でも確認できます。
ただ、これはあくまで携帯電話やスマホについてのお話です。見守りGPSについては、全国共通の持ち込みルールが決められているわけではありません。
そのため、実際に子どもへ持たせるときは、通っている学校や教育委員会のルールを確認しておきましょう。
学校でのルールは主に3パターン
実際に学校に確認すると、次のような対応になることが多いです。
| 学校の対応 | 詳しい内容 |
| 持ち込みできない | GPSを含め、電子機器はすべて持ってきてはいけない |
| 条件付きで持っていける | 保護者からの申請書を出したり、事前に相談すればOK |
| 個別に判断してくれる | まだ決まったルールがなく、家庭から相談されてから決める |
勝手な判断はNG!必ず事前に相談しよう
「画面がないから大丈夫」「お友達も持っているからいいよね」と、家庭だけで判断してしまうのは少し心配です。
学校のプリントやしおりにGPSのことが書いていなくても、ランドセルに入れる前に学校へひとこと確認しておくと安心です。
学校へ相談するときに伝えるとスムーズなポイント
先生に「GPSを持たせたいです」と伝えるだけだと、どんな機能がついているのか伝わらないことがあります。
最近のGPSはいろいろな機能があるので、以下の項目を整理してから先生にお話しすると、スムーズに相談が進みます。
相談前にチェックしたい項目リスト
| チェックする項目 | 先生に伝える内容の例 |
| 画面の有無 | 画面がついているか、ついていないか |
| 音や振動 | 通知音が鳴るか、バイブレーションは止められるか |
| ボタン | 子どもが押せるボタンがついているか |
| トーク機能 | 声のメッセージを送ったり受け取ったりできるか |
| 通話機能 | 電話のようにおしゃべりできるか |
| 防犯ブザー | ブザー機能がついているか |
| 学校向けの設定 | 学校に着いたら音が鳴らないようにするモードがあるか |
| 持たせ方 | ランドセルの中に入れて、学校の中では出さない予定 |
| 使う目的 | 登下校のときにどこにいるか確認するため |
「音が鳴らない」「画面がない」という点は、先生にお話しするときの良い材料になります。 ただ、それだけで持ち込みが許可されるとは限りません。
最終的には学校のルールに合わせて、親子で安心して使えるようにしていきましょう。
小学生に持たせる前に確認!見守りGPSを学校へ持っていく5つのステップ
見守りGPSを買ったら、すぐにランドセルに入れて持たせたいところですよね。 でも、その前に少しだけ確認しておきたいことがあります。
学校でスムーズに、そして安心して使えるように、次の5つの手順で進めていくのがおすすめです。

ステップ1:学校のしおりやルールをチェックする
まずは、学校からもらっているプリントや書類に目を通してみましょう。 次のような資料に、持ち込みのルールが書かれていることが多いです。
- 学校生活のしおり
- 入学説明会でもらった資料
- 学用品についてのお知らせ
- 電子機器や携帯電話についての決まり

プリントに「見守りGPS」という言葉がなくても、「携帯電話や電子機器」「学習に必要のない物」という項目に入っていることがあります。 もし読んでもよく分からない場合は、次の手順で学校に直接聞いてみると安心です。
ステップ2:担任の先生へ相談してみる
ルールがはっきりしない時は、まず担任の先生に相談してみましょう。 最初からかっちりとした申請書を用意しなくても大丈夫です。連絡帳や学校の連絡アプリを使って、次のように聞いてみるとスムーズです。
登下校の安全のために、位置情報が分かる見守りGPSをランドセルに入れて持たせたいと考えています。 学校への持ち込みはできますでしょうか。 端末には〇〇の機能がついています。学校の中ではランドセルから出さず、子どもにも操作させない予定です。 もし必要な手続きや申請書などがありましたら、教えていただけますと助かります。
学校によっては、担任の先生だけでなく、教頭先生などと確認してから返事をくれることもあります。少し時間がかかるかもしれないので、余裕を持って聞くことがおすすめです。
ステップ3:必要な場合は申請書を出す
持ち込みの許可が必要な学校では、決められた申請書を提出します。 学校専用のプリントがある場合は、そちらに記入して出しましょう。
もし決まった用紙がない場合は、連絡帳や便箋に「なぜ持たせたいのか」「どのように使うのか」を書いて渡す方法もあります。 この記事の後半では、そのまま使える申請書の例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ステップ4:GPSについている機能を先生に伝える
ひとくちに「見守りGPS」といっても、機種によってできることはバラバラです。 場所を確認するだけのシンプルなものから、ボタンでお知らせできるもの、声のメッセージが送れるもの、防犯ブザーがついているものまで色々な種類があります。
先生に相談する時は、メーカーのホームページや説明書を見せながら説明するのがおすすめです。
- 画面はついていません
- 声のメッセージを送る機能があります
- 学校に着いたら音が鳴らないモードにできます
このように、持たせる予定の端末に合わせて具体的に伝えておくと、先生も安心できます。 これからGPSを選ぶ方は、別の記事「子供用見守りGPSおすすめランキング8選」で、料金や電池の持ち、メッセージ機能などを比べているのでチェックしてみてくださいね。
ステップ5:学校での約束を親子で決めておく
無事に学校から許可をもらえたら、最後はお子さんと使い方の約束をしておきましょう。 特に気をつけておきたいのは、次のようなポイントです。
- 学校では絶対にランドセルから出さない
- お友達に見せたり、貸したりしない
- ボタンやメッセージ機能を勝手に使わない
- 学校で先生から使い方について注意されたら保護者に伝える
子どもは新しいアイテムを持つと嬉しくて、ついお友達に見せたくなってしまうものです。 「どうして学校では出しちゃいけないのかな?」という理由まで一緒にお話ししておくと、お子さんも納得してルールを守りやすくなります。
見守りGPSの持ち込みで学校からよく聞かれる3つのポイント
保護者の方にとって見守りGPSは安心につながる便利なアイテムです。 ただ、学校側は「授業の妨げにならないか」「ほかの児童に影響が出ないか」という点を慎重に考えています。
そのため、学校へ相談する時は、特に次の3つのポイントをしっかり説明できるようにしておくとスムーズです。
1. 授業中に音や振動が出ないか
トーク機能やボタン、防犯ブザーなどがついているGPSは、操作によって音が鳴る機種があります。 また、端末によっては通知音や振動(バイブレーション)が初期設定になっていることも少なくありません。 ランドセルの中で教科書などに押されて、うっかりボタンが反応してしまう可能性もあります。
購入する前や持ち込む前に、以下の点をしっかり確認しておきましょう。
- 音や振動を完全にストップできる設定があるか
- 学校にいる間だけ音が鳴らない「学校モード」などがついているか
- ランドセルの中で誤って押されやすいボタンがないか
2. トーク機能や録音機能があるか
最近は、親子で音声メッセージを送り合える見守りGPSも増えてきました。 とても便利な機能ですが、学校内で子どもが間違えて操作してしまうと、周囲の声や授業の様子がメッセージとして録音されてしまう可能性があります。
トーク機能がついたGPSを持たせる場合は、ご家庭でのルールを学校に伝えておくと安心してもらえます。
- 学校の中では絶対に操作しない
- 保護者側からも授業中の時間帯にはメッセージを送らない
このように、具体的な使い方を先生に説明できるようにしておきましょう。
3. 紛失や破損した場合の管理をどうするか
もしGPSを学校内で落としてしまったり壊してしまったりした場合、先生方に探す手間をかけてしまうかもしれません。 そういったトラブルを防ぐために、次のようなルールをあらかじめ決めておきます。
- ランドセルの内ポケットなど、決まった場所にしっかり固定する
- 学校にいる間は絶対にランドセルから取り出さない
- 端末の管理や故障の対応は、すべて家庭の責任で行う
学校へ持ち込みの申請をする際にも、「もし失くしたり壊れたりしても家庭で管理します」と一言添えておきましょう。 そうすることで、ご家庭が使用方法をしっかり理解していることや、学校側に迷惑をかけない姿勢が伝わり、許可をもらいやすくなります。
コピペで使える!見守りGPSの申請書の書き方とテンプレート
学校から「GPSの申請書を出してください」と言われても、何を書けばいいのか迷ってしまいますよね。
「心配だから持たせたいです」とだけ書くよりも、学校の先生が安心できるように書くのがコツです。
具体的には、「なぜ必要なのか」「どうやって使うのか」「学校の中ではどう管理するのか」の3つがしっかり伝わるように書くことが大切です。
申請書に入れておきたい基本の項目とポイント
申請書には、次の内容を入れておくとスムーズです。
| 書く項目 | 記入する内容とポイント |
| 基本情報(日付・名前) | 提出日、学年、クラス、子どもと保護者の氏名 |
| GPSの機種と機能 | 機種名(製品名)と、トーク機能やブザーなどの主な機能 |
| 持たせたい理由 | 距離が遠い、学童へ行くなど、ご家庭の具体的な事情 |
| 学校での持たせ方 | 「ランドセルに固定し、学校では出しません」と明記する |
| 音や機能への配慮 | 「学校モードにする」「授業中は親も連絡しない」などの対策 |
| トラブル時の対応 | 失くしたり壊れたりしても、家庭で管理・対応する姿勢を伝える |
言葉だけで伝わりにくい時は、GPSの商品ページや説明書を印刷して一緒に渡すのもおすすめですよ。
先生に伝わりやすい「持たせたい理由」の書き方
ご家庭によって、見守りGPSが必要な理由は違いますよね。 「安全のため」というだけでなく、毎日の通学の様子や放課後の過ごし方を具体的に書くと、学校側も必要性を判断しやすくなります。
| ご家庭の状況 | 理由の書き方の例 |
| 通学路が長い | 家から学校まで距離があるので、安全のために位置情報を確認したい |
| 1人になる時間がある | 登下校の途中で1人になる時間があるため、無事に着いたか確認したい |
| 学童へ行く | 学校から学童まで子どもだけで移動するので、到着の確認に使いたい |
| 習い事へ行く | 学校のあとに習い事へ行く日があり、移動中の安全確認に使いたい |
トーク機能があるGPSは使い方をしっかり伝えよう
最近は音声メッセージを送れるGPSも人気です。 便利な反面、すべての機種で「学校モード」にしたり、メッセージを完全に止めたりできるわけではありません。
そのため、申請書には次のように実際にできる範囲のことを素直に書きましょう。 できない機能を「できます」と書かないことが大切です。
例文: トーク機能付きの端末ですが、学校の中ではランドセルから出したり操作したりしないよう子どもに伝えます。また、授業中は保護者からもメッセージを送らないようにします。
コピペOK!持参許可の申請書テンプレート
ご家庭の状況に合わせて、〇〇の部分を書き換えてそのまま使えるテンプレートを用意しました。 学校で決まった専用の用紙がある場合は、学校のものを優先して使ってください
見守りGPS持参許可のお願い
令和〇年〇月〇日 〇〇小学校 校長先生
〇年〇組 児童氏名:〇〇〇〇 保護者氏名:〇〇〇〇
登下校時の安全確認のため、下記の見守りGPSをランドセルに入れて持たせたく、許可をお願い申し上げます。
【持たせたい理由】
自宅から学校まで距離があり、途中に人通りの少ない場所もあるため、登下校時に子どもが無事に学校・自宅へ到着したことを確認する目的で使用します。
【学校での持たせ方と家庭での対応】
- 端末はランドセルの内側に固定し、校内では取り出さないよう子どもに伝えます。
- 端末に音や振動の設定がある場合は、登校前に確認します。
- トーク機能がある場合も校内では子どもに操作させず、授業時間中は保護者からもメッセージを送りません。
- 学校モードやサイレント設定に対応している機種の場合は、必要に応じて設定します。
- 端末の管理は家庭で行い、学校のルールや先生からの指示に従います。
ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。
記
端末名:〇〇〇〇
使用目的:登下校時の位置確認
主な機能:〇〇〇〇
音・振動:あり・なし/停止可能・停止不可
トーク機能:あり・なし
防犯ブザー:あり・なし
校内での操作:行いません
以上
見守りGPSはランドセルのどこに入れる?おすすめの場所と注意点
無事に学校から持ち込みのOKが出たら、次はGPSをランドセルのどこに入れるか考えていきましょう。
基本は外から見えないランドセルの内ポケットがおすすめ
学校へ持っていく時は、ランドセルの内側に入れておくのが一番使いやすくて安心です。
ファスナーがついている内ポケットなどに入れて、ストラップや専用のケースでつないでおくと、落とす心配が減ります。らなくなる状況も避けたいところです。


ただ、GPSの機種によっては、おすすめの持たせ方が違うこともあります。使い始める前に、メーカーの説明書もチェックしてみてくださいね。
どこに入れようか迷っている方は、別の記事「見守りGPSはランドセルのどこに入れる?落とさない付け方と失敗対策」で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ランドセルの外側にぶら下げる時の注意点
表にも書いたように、GPSを肩のベルトなどランドセルの外側につける時は、いくつか気をつけたいポイントがあります。
- 周りの人から見えやすくなる
- 子どもやお友達が触って遊びやすい
- どこかにぶつけたり落としたりするリスクがある
- 雨に濡れて壊れてしまう可能性がある
学校では「校内ではランドセルから出さない」というルールを作ることが多いです。 普段から子どもが触らなくてすむ場所に入れておいた方が、約束を守りやすくて管理もラクになりますよ。
内緒で持たせるのはNG!必ず事前に学校へ確認しよう
「画面もないし音も鳴らないタイプだから、ランドセルの奥の方に入れておけば分からないよね」と思うこともあるかもしれません。
ただ、見守りGPSを学校へ持って行っていいかどうかと、端末が目立たないかどうかは別のお話になります。
持ち込んでいいのか分からない時は、無断で持たせずに必ず学校に確認しておくことが大切です。
もし見つかった時に子どもが困ってしまうかも
もし学校に内緒で持っていって、後からGPSが見つかってしまったらどうなるでしょうか。 先生から「これは何?」と聞かれた時に、子ども自身が理由を説明しなくてはいけなくなってしまいます。
子どもが学校で嫌な思いをしないためにも、最初は少し手間かもしれませんが、きちんとお話を通してから持たせてあげてくださいね。
学校から見守りGPSの持ち込みを断られた時の4つの対策
学校へ相談してみても、「GPSの持ち込みはできません」と言われてしまうことがあります。
そんな時は無理に持たせず、学校のルールを守りながら別の方法で安全を確認できないか考えてみましょう。
具体的な4つの対策を表にまとめました。
| 対策 | 詳しい内容 |
| 別の方法がないか相談する | ルールの範囲内でできることがないか先生に相談してみる |
| 学校の通知サービスを使う | 校門を通った時に連絡が来るシステムがないか確認する |
| 学童や習い事の通知を使う | 塾や学童に着いた時、出た時に連絡が来るサービスを利用する |
| 通学路の安全対策を見直す | こども110番の家の確認や、お友達と一緒に登下校する |
1. 登下校の時だけ使える方法がないか先生に相談してみる
教室に持っていくのが難しい場合でも、学校によっては別の対応ができるかもしれません。
たとえば「職員室で預かってほしい」と思うかもしれませんが、先生の負担が増えてしまうため、必ず対応してもらえるわけではありません。 家庭からやり方を決めてお願いするのではなく、次のように聞いてみるのがおすすめです。
登下校の安全確認に使いたいのですが、学校のルールの範囲で可能な方法はありますでしょうか。
このように、困っていることを伝えて一緒に考えてもらう形で相談してみてください。
2. 学校が導入している登下校の通知サービスを確認する
学校によっては、専用のICタグやカードを使って、子どもが校門を通った時に保護者へ連絡が来るサービスを取り入れていることがあります。
GPSのように今どこを歩いているかまでは分かりませんが、「無事に学校に着いた」「学校を出発した」というタイミングが分かるだけでもとても安心できます。 入学説明会の資料や、学校からのお知らせプリントをもう一度確認してみましょう。
3. 学童や習い事の入退室通知サービスを利用する
学童や塾、習い事などで着いた時や帰る時に、メールやアプリで連絡をくれるサービスを用意しているところが多いです。
「学校から学童へちゃんと着いた」 「習い事を終わって外に出た」
このような区切りの時間が分かるだけでも、見守りの大きな助けになります。
4. GPS以外の通学路の安全対策を組み合わせる
GPSが使えない時は、他の安全対策も一緒に取り入れてみましょう。 次のような方法をいくつか組み合わせるのがおすすめです。
- 近所のお友達と待ち合わせして一緒に登下校する
- 親子で実際に通学路を歩いて、危険な場所がないか確認する
- 困った時に駆け込める「こども110番の家」の場所を覚えておく
GPSはとても便利な道具ですが、それだけで事故やトラブルをすべて防げるわけではありません。 お子さん自身が「もし困ったことが起きたらどうすればいいか」を知っておくことも、大切なお守りになりますよ。
AirTagは見守りGPSの代わりとして学校に持っていける?
AirTag(エアタグ)は小さくてランドセルにも入れやすいので、「見守りGPSの代わりに使えないかな」と考える保護者の方もいらっしゃると思います。
ここからは、AirTagを子どもの見守りに使う時の注意点や、専用のGPSとの違いについて詳しくお伝えしますね。
AirTagと見守りGPSは仕組みや目的が違う
気をつけたいポイントとして、AirTagと子ども向けの見守りGPSは、作られた目的や位置を確認する仕組みが違います。
Appleの公式サイトでも、AirTagは「鍵やバッグなどの持ち物を探すためのアイテム」として紹介されています。
| 比べる項目 | 見守りGPS | AirTag |
| 使う目的 | 子どもの見守りや位置の確認 | 鍵やバッグなどの忘れ物探し |
| 位置を確認する仕組み | 携帯電話の電波を使って場所の情報を送る | 近くにあるApple製品のネットワークを使う |
| 情報が新しくなるタイミング | 決まった時間ごとに自動で送られる | 周りのApple製品が反応した時に更新される |
| 子どもからの連絡 | ボタンや声のメッセージを送れる機種がある | 子どもから保護者へ連絡する機能はない |
学校に持っていくとAirTagから音が鳴ることも
AirTagには、持ち主のスマートフォンから離れた状態で誰かと一緒に移動していると、一緒にいる人のスマホに通知が表示されたり、AirTag本体から音が鳴ったりする機能がついています。
防犯のための大切な機能ですが、学校に持っていく場合は、授業中に突然音が鳴ってしまう可能性もゼロではありません。
必ず通知されたり音が鳴ったりするわけではありませんが、こういった仕組みがあることは知っておく必要があります。
登下校の確認なら専用の見守りGPSが安心
子どもの登下校の様子をしっかり確認したい場合は、やはり専用に作られた見守りGPSを選ぶのが安心です。
もし、見守りGPSとキッズ携帯のどちらを持たせようか迷っている方は、別の記事「キッズ携帯と見守りGPSはどっち?6つの違いを比較|料金・学校・通話で選ぶ」もぜひ参考にしてみてください。
小学生の見守りGPSと学校のルールに関するよくある質問
見守りGPSを学校へ持たせることについて、保護者の方からよく寄せられる疑問をまとめました。
- 「携帯電話の持ち込み禁止」にはGPSも含まれますか?
-
学校によって考え方が違います。 プリントに「携帯電話やスマホは禁止」と書かれていても、通話や画面の操作ができない見守りGPSなら、条件付きで許可される学校はたくさんあります。
学校のしおりにGPSについて何も書かれていない場合は、自分の判断で持たせたり諦めたりせず、一度担任の先生に相談してみるのがおすすめです。
- 無音・画面なしのGPSなら学校へ確認しなくても大丈夫ですか?
-
無音・画面なしのGPSでも、学校のルールを確認してから持たせるのがおすすめです。
学校によっては、GPSそのものではなく「電子機器」や「学習に必要のない物」というルールで扱っている場合があります。
学校のしおりに書かれていなければ、担任の先生へ確認しましょう。
- 首から下げるタイプのケースで持たせてもいいですか?
-
学校へ持っていく時は、ランドセルの内ポケットに入れておくのが一番安心です。
首から下げて登下校すると、遊んでいる時や転んだ時などにひもが引っかかってしまい、思わぬケガにつながる心配があります。 安全に持ち運ぶためにも、ランドセルの内側にしっかり固定してあげるのがよいですね。
- 子どもが学校で間違えてボタンを押してしまったら?
-
もし授業の時間帯に通知が来てしまっても、保護者の方からメッセージや連絡を返すのは控えましょう。 音が鳴って、授業の邪魔になってしまう可能性があります。
お子さんが家に帰ってきてから、「学校の中ではボタンに触らないお約束だったよね」と、もう一度親子でルールを確認することが大切です。 合わせて、連絡帳などで先生に「間違えて操作してしまったようですみません」とひとこと伝えておくと、お互いに安心できますよ。
- 進級したら、もう一度申請したほうがいいですか?
-
申請が毎年必要かどうかは学校によって違います。
「一度許可を受ければ継続できる」という学校もあれば、年度ごとに申請が必要な場合も考えられます。
学年が変わったときや担任の先生が変わったときは、「昨年度からGPSを持たせていますが、今年度も手続きは必要ですか?」と確認しておくと確実です。
まとめ:見守りGPSを学校へ持たせる時は事前の確認と親子のルールを大切に
今回は、見守りGPSを小学校へ持っていく時のルールや、学校への相談方法についてお伝えしました。 記事の中で特に大切にしておきたいポイントを、スマホでもサッと振り返れるようにリストに整理しておきますね。
失敗しないための確認リスト
・学校のルールは地域ごとに違うため、まずはしおりやプリントをチェックする ・家庭の判断だけで内緒で持たせず、必ず担任の先生に相談する ・授業の邪魔にならないように、音やトーク機能の対策を先生に伝える ・GPS本体はランドセルの内ポケットなど、目立たない場所に固定する ・学校の中では絶対に出さないというお約束を子どもと決めておく
子どもが1人で登下校するようになると、無事に着いたか毎日気になりますよね。 見守りGPSを持たせることで、その心配を少しでも減らすことができます。 学校のルールをしっかり守りながら、ご家庭に合ったアイテムを使って、お子さんの毎日の安全を優しく見守っていきましょう。
これからGPSを選ぶ方や持たせ方に迷っている方は、「子供用見守りGPSおすすめランキング8選」、ランドセルへの入れ方を詳しく知りたい方は「見守りGPSはランドセルのどこに入れる?落とさない付け方と失敗対策」もあわせて確認しておくと、購入から学校での持たせ方までスムーズに整理できますよ。
