「TVerで配信されているドラマやバラエティを、移動中にギガを気にせず楽しみたい」「配信期間が終わる前に動画をスマホに保存しておきたい」と考えたことはありませんか。 TVerは日本国内の地上波番組を無料で楽しめる非常に便利なサービスですが、公式にはダウンロード機能が備わっていません。 そのため、基本的には常にインターネットに接続した状態で視聴する必要があります。
でも、特定のアプリやツールを活用することで技術的に動画を保存し、オフラインで再生することは可能です。 この記事では2026年最新のTVer保存方法をデバイス別に詳しく解説します。 安全に利用するためのリスク管理や保存できない時の対処法についても触れていくので、ぜひ最後までチェックしてください。
- iPhoneやAndroidそれぞれのスマホでTVerの動画を保存する具体的な手順
- 画面録画が真っ黒になる原因と最新のコピーガードを回避する仕組み
- PCのブラウザ拡張機能や専用ソフトを使った確実なダウンロード方法
- 保存時に注意すべき利用規約や著作権のリスクとセキュリティ対策
TVerの動画は保存できる?
結論からお伝えすると、2026年現在もTVer公式サイトおよび公式アプリには、動画をダウンロードして保存する機能は搭載されていません。 YouTube PremiumやNetflixのような有料サービスであれば公式のダウンロード機能がありますが、完全無料で運営されているTVerにおいては、広告収益のモデル上、オフライン再生の導入は難しいのが現状です。
また、以前はiPhoneやAndroidの標準機能である「画面録画(スクリーンレコード)」を使って保存する人も多くいました。 しかし、現在のTVerは強力な著作権保護技術(DRM)を導入しており、録画を開始すると再生画面が真っ黒になる、あるいは「録画中は再生できません」といった警告が表示されるようになっています。 つまり、スマホの標準機能だけでは、動画を保存することはほぼ不可能と言ってもいいかもしれません。
それでも保存したい場合には、サードパーティ製のアプリを利用した「データの抽出」という方法があります。 ただし、これはTVerが公式に認めている方法ではなく、あくまで技術的な「裏技」です。

TVerの動画を保存する前に知っておくべきリスクと注意点
動画を保存する具体的な手順に入る前に、必ず理解しておかなければならないのが「利用規約」と「法律」のリスクです。 これらの知識なしに保存を繰り返すと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。 まずは以下のポイントを整理しておきましょう。
- 利用規約違反による制限のリスク TVerの利用規約では、コンテンツのダウンロード、複製、保存、再配布を明確に禁止しています。 これに違反したことが検知された場合、サービスの利用停止(BAN)などの措置を取られる可能性があります。
- 著作権法と違法性の境界線 日本の著作権法では、個人的な利用を目的とした複製は「私的使用のための複製(30条)」として認められる場合があります。 ただし、技術的保護手段(DRMなど)を回避して複製することは、私的使用であっても違法とされるリスクが高いです。 また、保存した動画をSNSにアップロードしたり、他人に配布したりする行為は完全にアウトであり、刑事罰の対象にもなり得ます。
- セキュリティ上の懸念 非公式の保存アプリやツールは、時に広告が過剰であったり、不明な通信を行ったりするものも存在します。 デバイスのセキュリティを守るためにも、信頼性の低いツールは避け、常に最新のOSやセキュリティソフトを併用することが推奨されます。
- ギガ消費とストレージ容量 動画の保存(ダウンロード)作業自体には、ストリーミング再生と同等、あるいはそれ以上の通信量が発生します。 Wi-Fi環境以外で保存を行うと、あっという間に通信制限(ギガ死)にかかるため注意が必要です。 また、高画質な動画は1時間で1GB前後の容量を消費するため、スマホの空き容量も確認しておきましょう。
【iPhone/iPad】iCapを使ったTVer保存・ダウンロード手順
iPhoneやiPadユーザーにとって、最も確実で使い勝手が良いとされているのが「iCap」というアプリです。 iCapはアプリ内ブラウザで動画を再生しながら、そのデータを検出し、mp4形式などで保存できる高機能なツールです。 2026年現在も、TVerの保存において最も利用されているアプリの一つです。
iCapを使用してTVerの動画を保存する手順は、大きく分けて以下の通りです。
- App Storeから「iCap」をインストールし、アプリ内の検索窓でTVer公式サイト(https://tver.jp/)にアクセスする
- ブラウザの下部メニューから設定を開き、UserAgent(ブラウザの識別情報)を「Windows PC」や「Safari (Mac)」に変更する
- 保存したい動画の再生を開始し、画面に表示される「ダウンロード」あるいは「mp4に変換」のアイコンをタップする
- ダウンロードが完了したら、アプリ内の「フォルダ」からオフラインで再生する
- 必要に応じて、共有メニューから「ビデオを保存」を選択し、iPhoneのカメラロールにエクスポートする
ここで重要なポイントは、UserAgentの変更です。 スマホのままの識別情報だと、TVerは自動的に公式アプリを起動させようとします。 UserAgentをPC版に変更することで、iCapのブラウザ内で直接動画を再生し、データを検出することが可能になります。 なお、iCapの無料版では1日のダウンロード回数に制限があるため、大量に保存したい場合は有料プランの検討も必要です。

【Android】1DMを使ったTVer保存・ダウンロード手順
Androidスマホを利用している場合は、「1DM (1DM: Browser & Downloader)」というアプリが強力です。 このアプリは非常に多機能で、ストリーミング動画のリンクを自動で抽出し、高速でダウンロードする能力に長けています。
具体的なAndroidでの保存手順を解説します。
- Google Playストアから「1DM」をインストールし、初期設定(保存先フォルダの指定など)を済ませる
- アプリ内の地球儀アイコン(ブラウザ機能)をタップし、TVerの公式サイトを開く
- iPhone版と同様に、ブラウザ設定から「デスクトップサイト」あるいは「PC版」の表示に切り替える
- 保存したい動画を再生すると、画面上部の数字アイコン(検出されたファイル数)が反応するため、そこをタップする
- 表示されたファイルリストの中から、最もサイズの大きいmp4ファイルや解像度の高いものを選択してダウンロードを開始する
AndroidはiPhoneに比べてファイル管理の自由度が高いため、保存した動画をSDカードに直接移動させることも可能です。 ただし、1DMは多機能ゆえに操作画面がやや複雑です。 設定を誤ると保存が失敗したり、不必要なファイルをダウンロードしてしまったりすることもあるため、最初は慎重に操作してください。
【PC】ブラウザ拡張機能やソフトでTVerを保存する方法
パソコンでTVerを視聴している場合、スマホアプリよりもさらに高速かつ安定した保存が可能です。 主な方法は、Google Chromeなどのブラウザに追加する「拡張機能」を利用するか、専用の「動画ダウンロードソフト」を導入するかの2択になります。
1つ目の拡張機能で有名なのは「ストリームレコーダー(Stream Recorder)」です。 これはHLS形式(ストリーミング動画の規格)をmp4に変換しながらキャプチャするツールで、非常に直感的です。 ただし、TVerのDRM保護が強化されるたびに、拡張機能では対応しきれなくなるケースが増えています。
より確実性を求めるなら、「CleverGet」や「Leawo YouTubeダウンロード」といった専用ソフトの利用が検討されます。 これらのソフトは有料であることが多いですが、TVerだけでなくYouTubeや他のサブスク系動画サービスにも対応しており、2026年時点でも高い保存成功率を維持しています。 PCで保存した動画をスマホに転送すれば、通勤中の視聴も非常に快適になります。
TVerが保存できない・ダウンロードに失敗する時の原因と対処法
手順通りに進めても、なぜか保存ができない、あるいは動画が途中で止まってしまうことがあります。 そんな時にチェックすべき、主な原因と対処法をまとめました。
- DRM(著作権保護)によるブロック:TVer側が対策をアップデートした場合、一時的にどのツールも使えなくなることがあります。ツールの更新を待つか、別のソフトを試す必要があります。
- UserAgentの設定ミス:スマホ版のまま再生していると、保存ボタンが出てきません。必ず「PC版」や「Windows」の設定になっているか再確認してください。
- ストレージ容量の不足:動画ファイルは非常に大容量です。デバイスの空き容量が1GBを切っていると、保存が途中で失敗します。
- ネットワークの不安定さ:Wi-Fiが途切れるとデータが破損することがあります。安定した通信環境で、最初からやり直してみましょう。
- アプリのキャッシュ・クッキーの影響:ブラウザのキャッシュが溜まっていると挙動がおかしくなることがあります。一度キャッシュを削除して再度ログインしてみてください。
特に2026年以降、動画配信サービスのセキュリティ技術は日々進化しています。 昨日まで使えていた方法が今日使えなくなる、というケースは珍しくありません。 常にアプリを最新バージョンにアップデートしておくことが、成功の近道です。

保存せずにギガを節約!TVerを快適に視聴する代替案
「保存するのは規約違反が怖いけれど、ギガは節約したい」という方には、公式アプリの機能をフル活用することをおすすめします。 保存という手段を取らなくても、工夫次第で通信量を大幅に抑えることが可能です。
まず最も有効なのが、公式アプリ内の「画質設定」の変更です。 「自動」設定になっていると、通信環境が良い時に最高画質で再生されてしまい、消費電力が跳ね上がります。 これを「低画質」や「通信量節約モード」に手動で固定することで、視聴中のギガ消費を3分の1から半分程度まで抑えることができます。
また、最近では大手キャリアや格安SIM(MVNO)が提供している「カウントフリー」オプションを活用するのも一つの手です。 特定の動画アプリの通信量をカウントしないプランを選べば、外でどれだけTVerを見ても通信制限を気にする必要がなくなります。 保存の手間やリスクを考えると、こうした通信環境側の工夫の方が、長期的にはストレスフリーかもしれません。
公式ダウンロード機能が充実している動画配信サービス3選
TVerで配信されている番組の多くは、実は他の有料動画配信サービス(VOD)でも配信されています。 有料サービスであれば、公式に「ダウンロード機能」が提供されているため、一切のリスクなしに動画をオフラインで楽しめます。 ここでは、特にダウンロード機能が使いやすく、TVerファンにもおすすめのサービスを3つ厳選しました。
- U-NEXT(ユーネクスト) 国内最大級の見放題作品数を誇り、TBSやテレビ東京系の番組が非常に充実しています。 アプリのダウンロード機能が優秀で、高画質な動画を素早く保存できます。31日間の無料トライアルがあるため、使い勝手を試すのにも最適です。
- Amazonプライム・ビデオ 月額料金が安く、コストパフォーマンスは抜群です。 バラエティの独占配信も多く、ドラマの見逃し配信もカバーしています。ダウンロードした動画の視聴期限も分かりやすく、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
- DMM TV アニメやエンタメに特化しており、月額料金も非常にリーズナブルです。 独自のダウンロードエンジンを採用しており、スマホへの保存が非常にスムーズです。新作アニメのカバー率が高いため、アニメ好きのTVerユーザーには特におすすめです。
まとめ:ルールを守ってTVerを賢く楽しもう
2026年現在、TVerの動画を保存するには、iPhoneならiCap、Androidなら1DM、PCなら専用ソフトといったサードパーティ製のツールが必要不可欠です。 公式機能がない以上、これらの「裏技」は非常に魅力的に映りますが、そこには常に利用規約違反や法的リスクが伴うことを忘れてはいけません。
通信制限を回避して動画を楽しみたいのであれば、Wi-Fi環境下での「画質設定の変更」や、安心・安全な「公式VODサービス」への乗り換えも、非常に現実的でスマートな選択肢です。 自分にとっての利便性とリスクを天秤にかけ、最適な視聴スタイルを見つけてください。 ルールを理解した上で、素晴らしいエンタメライフを送りましょう。
TVerの保存に関するよくある質問(FAQ)
TVerの動画保存について、多くのユーザーが抱く疑問をQ&A形式でまとめました。
- TVerの動画を保存してオフラインで見るのは違法ですか?
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個人で楽しむ範囲(私的使用)であれば即座に罰せられる可能性は低いものの、法的にはグレー、あるいは一部アウトとなるリスクがあります。日本の著作権法では「技術的保護手段(DRM)」を回避して複製することは、たとえ個人利用であっても認められていません。TVerには強力な保護が施されているため、それを意図的に外して保存する行為は、法的な解釈によっては違法とみなされる可能性があります
- なぜスマホの画面録画機能を使うと画面が真っ黒になるのですか?
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これはTVer側が導入している「コピーガード(DRM技術)」が正常に作動しているためです。動画配信サービス側は、コンテンツの無断複製を防ぐために、デバイスの録画信号を検知すると映像出力を遮断する仕組みを取り入れています。これはOS標準の機能(iPhoneの画面収録やAndroidのスクリーンレコード)に対して特に厳格に適用されているため、単純な録画では保存できないようになっています。
- 保存した動画は配信期間が終わった後でも視聴できますか?
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iCapや1DMなどのツールを使って動画データそのもの(mp4ファイル等)をデバイス内にダウンロードできた場合は、TVer公式での配信が終了した後でも視聴することが可能です。動画ファイルがスマホやPCのストレージ内に独立して存在している状態になるため、アプリ側の配信期限に縛られることはありません。ただし、データの破損やアプリのアップデートにより、稀に再生できなくなるケースがある点には注意が必要です。
- TVerのリアルタイム配信(ライブ配信)も保存できますか?
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リアルタイム配信の保存は、通常の見逃し配信(オンデマンド配信)に比べて技術的な難易度が非常に高くなります。リアルタイム配信はデータが常に更新され続けるストリーミング形式をとっているため、一般的なダウンロードアプリではリンクを正常に抽出できないことが多いです。どうしてもリアルタイムの映像を残したい場合は、PCの高性能なキャプチャソフトを使用する必要がありますが、成功率はネットワーク環境に大きく左右されます。
- 動画保存アプリを使うことでウイルス感染のリスクはありますか?
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公式のアプリストア(App StoreやGoogle Play)で公開されているアプリであれば、最低限の審査を通過しているため、ウイルスが含まれている可能性は極めて低いです。ただし、アプリ内に表示される広告の中には、フィッシングサイトへ誘導するものや、不要なクリーナーソフトのインストールを促すものが含まれている場合があります。アプリ自体の安全性だけでなく、操作中に表示される外部の広告を安易にクリックしないよう、高いリテラシーを持って利用することが重要です。
