MacとWindowsでファイル共有をする際
設定やトラブルシューティングが必要になります。
仕事でファイルを共有しようとした時に
私はWindows、相手はMacという時があり
最初は本当に困りました…
なので、私と同じような人に向けて今回はMacとWindows間でのファイル共有方法を詳しく説明して、
設定手順やトラブル解決策、オンラインストレージを利用した便利な共有方法についても紹介します。
ファイル共有に関する疑問や問題を解決し、スムーズな作業環境を整えましょう。
この記事で分かること
- MacとWindowsでのファイル共有方法
- 各デバイスの設定手順
- ファイル共有のトラブルシューティング
- オンラインストレージを使った便利なファイル共有方法
MacとWindowsでファイル共有をするための基本設定
MacとWindowsの間でファイルを共有するためには、まず各デバイスの設定を整える必要があります。
それぞれの手順を丁寧に説明します。
MacからWindowsへのファイル共有設定方法
MacからWindowsへファイルを共有するための設定手順を紹介します。
- 「システム環境設定」を開く
- 「共有」をクリック
- 「ファイル共有」を選択
- 「オプション」をクリック
- 「SMBを使用してファイルやフォルダを共有」を選択
- 共有するユーザアカウントにチェックを入れる
- 「ネットワーク」をクリック
- 「詳細」を選択
- 「WINS」タブをクリック
- Windowsで使用されているワークグループ名を入力
これで、MacからWindowsへのファイル共有設定が完了です。
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WindowsからMacへのファイル共有設定方法
WindowsからMacへのファイル共有を設定します。
- 左下のスタートメニューから「コントロールパネル」を開く
- 「ネットワークの状態とタスクの表示」をクリック
- 「共有の詳細設定の変更」を選択
- 「ファイルとプリンターの共有を有効にする」「ネットワーク探索を有効にする」「Windowsでホームグループ接続を管理できるようにする」にチェックを入れる
- 共有したいファイルやフォルダを右クリックして「共有」から「特定のユーザー」を選択
→「Everyone」を選んでください。
これで、WindowsからMacへのファイル共有が設定されました。
オンラインストレージを使用したファイル共有方法
実は、オンラインストレージを使うとMacとWindowsの間で簡単にファイルを共有できます。
例えば、Dropboxを利用するとクラウドにファイルを保存しておくことで、
どのデバイスからでもアクセス可能です。
Dropboxはセキュリティも高く、大容量のファイルも簡単に共有できるので、とても便利です。
他にもGoogleのDriveを使ってファイルを共有するのもおすすめです。
ファイル共有に関するトラブルシューティング
ファイル共有がうまくいかないときには、いくつかの対処法があります。
MacからWindowsへのファイルコピーが中止される問題の解決方法
MacからWindowsへファイルをコピーするときにコピーが中止される場合、ファイル名に問題があることが多いです。
Windowsでは特定の文字をファイル名に使用できません。
例えば、< > :“ / \ | ?* などの文字は使用できないので、これらを含むファイル名は変更してください。
Windowsで隠しファイルが表示される問題の解決方法
macOSではピリオドで始まるファイルが隠しファイルとして扱われますが、Windowsではこれらのファイルが表示されます。
これらのファイルはWindowsでは無視しても問題ありませんが、削除しないように注意してください。
隠しファイルが見えないようにするには、
Windowsの設定で隠しファイルを非表示にすることができます。
Windowsの共有フォルダに追加したファイルがMacで表示されない場合の対処法
共有フォルダに追加したファイルがMacで表示されない場合は、
まずMacからログアウトして再度ログインしてみてください。
それでも表示されない場合は、Macを再起動して再度試みることをお勧めします。
これで問題が解決することが多いです。
ファイル共有ができない場合の追加対処法
ファイル共有ができないときには、さらにいくつかの対処法があります。
WindowsでSMB1.0/CIFSを有効化する方法
WindowsからMacへ共有フォルダに接続できない場合は、
SMB1.0/CIFSを有効化することで解決することがあります。
- 「Windowsマーク」を右クリック
- 「アプリと機能」を選択
- 「関連設定」から「プログラムと機能」をクリック
- 「Windowsの機能の有効化または無効化」を選択
- 「SMB 1.0/CIFSファイル共有のサポート」にチェックを入れて有効化する
*セキュリティリスクがあるため注意が必要です。
Windowsでローカルユーザーアカウントを設定する方法
WindowsのログインにMicrosoftアカウントを使用していると
Macからのファイル共有ができないことがあります。
この場合、ローカルユーザーアカウントを設定することで解決できます。
- 「Windowsマーク」をクリック
- 「設定」から「アカウント」を選択
- 「家族とその他のユーザー」をクリック
- 「その他のユーザーをこのPCに追加」を選択
- 「Microsoftアカウントを持たないユーザーを追加する」を選択
- ユーザー名とパスワードを入力してアカウントを作成
セキュリティソフトを無効化する方法
MacまたはWindowsにセキュリティソフトが有効になっていると、
ファイル共有ができないことがあります。
セキュリティソフトは外部からのアクセスをブロックするため、ファイル共有に問題が発生することがあります。
そのため、ファイル共有を行う際にはセキュリティソフトを一時的に無効化してください。
ファイアウォールも有効化されている場合は一緒に無効化することをお勧めします。
ファイル共有の便利な代替方法
ファイル共有がうまくいかない場合には、他の方法も試してみてください。
USBフラッシュメモリを使用したファイル共有
USBフラッシュメモリを使用することでMacとWindows間で簡単にファイルを共有できます。
USBメモリにファイルをコピーしてから、別のデバイスに差し込むだけでファイルの移動が完了します。こ
の方法は非常にシンプルで、特別な設定も不要です
外付けHDDを使用したファイル共有
外付けHDDを使用することで、大容量のファイルも簡単に共有できます。
外付けHDDにファイルを保存して
必要に応じてMacとWindowsに接続することで、ファイルの共有が可能です。
USB 3.0対応のHDDを使用すると、データ転送速度も速くなります。
クラウドサービスを利用したファイル共有
Google DriveやOneDriveなどのクラウドサービスを利用することでMacとWindows間でのファイル共有が非常に簡単になります。
クラウドサービスにファイルをアップロードしておけば、
どのデバイスからでもアクセス可能です。
これにより、ファイルの紛失や破損のリスクも軽減されます。

MacとWindowsのファイル共有に関するよくある質問
ファイル共有に関する質問に対する答えをいくつか紹介します。
ファイル共有ができない原因は何ですか?
ファイル共有ができない原因はさまざまですが
一般的には設定の不備やセキュリティソフトの影響が考えられます。
まずは、設定が正しく行われているか確認し、
セキュリティソフトを一時的に無効化してみてください。
共有フォルダにアクセスする際のパスワードはどこで設定できますか?
共有フォルダにアクセスする際のパスワードは、
Windows側で設定するローカルユーザーアカウントのパスワードを使用します。
Macからアクセスする際には、このパスワードを入力して接続します。
オンラインストレージサービスのセキュリティは大丈夫ですか?
オンラインストレージサービスは高度なセキュリティ対策が施されています。
例えば、DropboxやGoogle Driveでは、データは暗号化され、安全に保管されます。
ただし、パスワード管理を徹底し、二段階認証を設定するなどの対策も併せて行うことをお勧めします。