子供やペットの可愛い写真を「世界に一つのLINEスタンプ」にしたいと思いませんか? 「でも作り方が難しそう」「知らない人に顔を見られたくない…」
そんな不安も、公式アプリ「LINEスタンプメーカー」なら解決できます!スマホだけで簡単に自作でき、正しい設定をすれば非公開で家族だけで楽しむことも、作成者本人は無料で使うことも可能です。
本記事では、初心者でも失敗しない使い方から、身バレを防ぐ重要設定、審査に通るコツまで徹底解説します。今日中にオリジナルのスタンプを作って、家族のトークをもっと盛り上げましょう!
- LINEスタンプメーカーを使い、子供やペットの写真で身バレせずに非公開スタンプを作る手順
- 作成者本人は無料・友人は有料(120円)という料金の仕組みと正しいプレゼント方法
- 一般公開やサブスク利用を防ぐための「プライベート設定」と「売上分配額」の正しい選び方
- 著作権侵害や肌の露出など、審査でリジェクト(不合格)されないための写真加工の重要ポイント
LINEスタンプメーカーとは?無料で簡単に作れる3つの魅力

LINEスタンプメーカーは、LINEが公式に出しているスタンプを作るためのスマホ専用アプリです。iPhoneでもAndroidでも使えるので、誰でも無料でダウンロードできます。
以前はスタンプを作るとなると、パソコンを用意したり、絵を描くための難しいソフトを使ったりする必要がありました。でも今は、このアプリさえあれば他に何もいりません。
いつも使っているスマホだけで、写真選びからスタンプの申請まで全部できてしまいます。なんでこれほど人気があるのか、その3つの理由をわかりやすく紹介しますね。
パソコンや難しい道具は一切いりません
一番のいいところは、やっぱりスマホだけで全部完結することです。わざわざパソコンを開いたり、スキャナーで絵を取り込んだりするような面倒な準備は必要ありません。
スマホの写真アルバムに入っている子供やペットの写真をそのまま使えるので、機械の操作が苦手な人でも大丈夫です。
家のソファでゴロゴロしている時や通勤の電車の中など、思い立ったその場ですぐに作り始めることができます。これなら忙しい毎日の中でも、スキマ時間にパパっと作れそうですよね。
難しい写真の切り抜きもアプリにおまかせ
写真を使ってスタンプを作るときに一番大変そうなのが、背景を消して人物やペットだけをきれいに切り抜く作業だと思います。でも、このアプリならそんな心配はいりません。
アプリに付いている自動切り抜き機能を使えば、AIが勝手に形を読み取って、一瞬できれいに切り取ってくれます。もしちょっと直したいなと思ったら、指でなぞって修正するのも簡単です。
さらに、かわいい枠をつけたり、手書きのメッセージを入れたりする機能も充実しています。絵心やセンスに自信がなくても、写真さえあれば誰でも売り物みたいなかわいいスタンプが作れますよ。
作った自分自身は0円で使い放題になる
普通のLINEスタンプはショップで購入しないと使えないので、お金がかかるのが当たり前ですよね。でも、このアプリで作ったスタンプは特別です。
なんと、作った本人だけは無料でダウンロードして使い放題になります。売上を受け取らない設定にするなどの条件はありますが、自分や家族だけで楽しむなら、タダで使えるこの機能はとってもお得です。
お金をかけずに自分専用のスタンプが持てるので、お試し感覚で気軽に作ってみてください。

家族だけで楽しむなら必須!LINEスタンプメーカーで非公開にする設定方法

子供の写真やペットの写真を使ってスタンプを作るとき、一番気になるのはやっぱりプライバシーのことですよね。
うちの子の顔写真を、全然知らない人に見られたり使われたりするのは絶対に嫌だ。
検索しても出てこないようにして、家族内だけでひっそりと楽しみたい。
そんな風に思っている方は多いはずです。実は、スタンプを申請するときに3つの設定を正しく選ぶだけで、その悩みは解決できます。
ここを間違えてしまうと、世界中の人に公開されてしまうことになります。あとで後悔しないように、申請画面での正しい選び方をひとつずつ確認していきましょう。
1. 検索に表示させないためのプライベート設定
販売申請の画面を進めていくと、プライベート設定という項目が出てきます。ここでは必ず、LINE STORE/ショップ非公開という方を選んでください。
これを選んでおけば、LINEのスタンプショップにある新着コーナーや人気ランキングに載ることがなくなります。もちろん、誰かが名前で検索しても結果には出てきません。
つまり、あなたのスタンプのことを知らない赤の他人が、偶然ショップで見つけてしまうという事故を完全に防ぐことができるんです。
ただ、ひとつだけ覚えておいてほしいことがあります。これは検索に出なくなるだけで、鍵がかかるわけではありません。
スタンプの購入ページそのものは存在しているので、そのページのURL(アドレス)を知っている人なら見ることができます。また、あなたが友だちにスタンプを送った場合、その友だちがスタンプをタップすると購入ページへ飛ぶことができます。
検索には引っかからないけれど、URLを知っている人だけが見られる限定公開のような状態になるとイメージしてください。

2. 自分だけは無料にするための売上分配設定
せっかく自分で作ったスタンプなら、自分自身は無料で使いたいですよね。そのためには、お金に関する設定も気をつける必要があります。
ここでは、無料ダウンロード / 売上分配額なしという方を選んでください。
この設定を選ぶと、もし誰かがあなたのスタンプを買ってくれたとしても、あなたに売上の分け前(分配金)は入りませんが、作った本人であるあなただけは、そのスタンプを無料でダウンロードできるという特典がもらえます。

ちなみに、もし売上を受け取る設定にしてしまうと、自分で作ったスタンプなのに自分も120円を払って買わなければならなくなります。家族や自分用として楽しむのが目的なら、売上よりも無料で使えるほうがお得でメリットが大きいはずです。
3. 知らない人に使わせないためのプレミアム設定
これを見落としてしまう人が意外と多いので気をつけてください。LINEスタンププレミアムという項目です。
ここでは必ず、参加しないを選んでください。
LINEスタンププレミアムというのは、月額料金を払っている会員の人が、対象のスタンプをどれでも使い放題になるサービスのことです。
もしここで参加するを選んでしまうと、世界中にいるプレミアム会員の人たちが、あなたの子供やペットのスタンプを自由にダウンロードして使えるようになってしまいます。
プライベートな写真を使っている場合は、知らない人に絶対に使わせないためにも、参加しないになっていることをしっかりと確認しましょう。
申請ボタンを押す前に、この表を見てチェックしてください。
| 設定する項目 | 選ぶべき内容 | こうなる理由 |
| プライベート設定 | LINE STORE/ショップ非公開 | 検索やランキングに出さないため |
| 売上分配設定 | 無料ダウンロード / 売上分配額なし | 作成者本人が無料で使うため |
| LINEスタンププレミアム | 参加しない | 知らない会員に使わせないため |
写真を選ぶだけ!LINEスタンプメーカーの作り方と申請までの3ステップ
大事な設定のことがわかったので、いよいよ実際にアプリを使ってオリジナルのスタンプを作っていきましょう。
手順はたったの3ステップです。画面の案内通りに進めていけば迷うことはないので、リラックスしてやってみてくださいね。
アプリを起動して「+」ボタンをタップし、アルバムから写真を選びます。
写真を選ぶスタンプは、8個、16個、24個、32個、40個のいずれかのセットで販売できます。最低でも8枚の写真が必要ですので、あらかじめ「スタンプにしたい写真」をお気に入り登録しておくとスムーズです。
形を切り抜く(トリミング)「自動切り抜き」機能を使えば、被写体をなぞるだけでAIが背景を削除してくれます。細かい修正は「消しゴム」や「ブラシ」で調整可能です。コツ: 丸や四角などの「形」フレームを使うと、切り抜きの手間が省けて統一感も出ます。
デコレーション「おはよう」「OK」などの文字を入れたり、ペンで落書きをしたりします。
8個以上のスタンプができたら、「販売申請」ボタンをタップします。
クリエイター情報の登録初めての場合は、ユーザー情報(国、氏名、住所など)の入力が必要です。これらは公開されませんので、正確に入力してください。
スタンプ情報の入力タイトル: スタンプの名前(例:「〇〇ちゃんスタンプ」など)
説明文: 簡単な紹介文
メイン画像: ショップに表示される表紙画像を選択
販売設定の確認ここで先ほどの「プライベート設定(非公開)」と「売上分配額なし(無料DL)」が正しく選ばれているか、最後にもう一度確認して申請ボタンを押します。
申請が終わると「審査待ち」の状態になります。
審査期間の目安:以前は数週間かかりましたが、現在は早ければ1日〜2日程度で結果が届きます(LINEのメッセージで通知が来ます)。


LINEスタンプメーカーで作ったスタンプの料金は?友達や家族も無料?
スタンプ作りで最も誤解されやすいのが、お金に関することです。「無料で作れると聞いたけど、友達にあげるときもタダなの?」と疑問に思う人も多いでしょう。
実は「作った本人は無料」ですが、「家族や友人が使うにはお金がかかる」のが今の仕組みです。
あとでトラブルにならないように、誰がどれくらい費用を払うことになるのか、正しい料金の仕組みを理解しておきましょう。
作った本人(作成者)はいつでも0円です
前の項目でお話しした通り、申請のときに「売上分配額なし」という設定を選んでいれば、あなた自身は一切お金を払う必要がありません。作ったスタンプを何度でも無料でダウンロードして、好きなだけ使い放題です。
「タダで作ってタダで使える」というのは、自分専用スタンプの大きな魅力ですよね。
家族や友人が使う場合は120円が必要です
残念ながら、あなた以外の人がスタンプを使いたい場合は、基本的に購入してもらう必要があります。
スタンプ1セットの購入金額は120円(または50LINEコイン)です。
これは非公開設定にしていても変わりません。あなたがスタンプの購入ページへ行くためのURLを家族に送ってあげれば、そのページから家族は購入することができます。みんなで使うためには、1セットあたり120円かかるということを理解しておきましょう。
家族にプレゼントしたいときのやり方
「遠くに住むおばあちゃんやおじいちゃんに使ってほしいけれど、自分でスタンプを買うのは難しいかもしれない」という場合もありますよね。
そんなときは、あなたが家族の代わりに購入して、プレゼントとして送ることができます。
アプリの申請済みリストから対象のスタンプを選んでプレゼント機能を使えば、相手に送ることができます。このとき、あなたが120円を支払って購入し、それをギフトとして相手に贈る形になります。残念ながら、無料でプレゼントを送ることはできません。
スタンプを使うときに、誰がどれくらいの費用を負担するのかをまとめてみました。
| 使う人 | 費用 | 補足 |
| 作成者(あなた) | 0円 | 「売上分配額なし」の設定にしている場合 |
| 家族・友人 | 120円 | あなたが送ったURLから購入が必要です |
| プレゼントで贈る場合 | 120円 | あなたが購入費用を負担して相手に送ります |
| 全く知らない人 | 購入できません | 非公開設定なので、そもそも見つけられません |
たしかに120円の出費はありますが、キーホルダーやTシャツなど、他のオリジナルグッズを作ることを考えたら、120円で世界にたった一つのスタンプが手に入るのはとても安いですよね。家族へのちょっとしたサプライズプレゼントとして贈るのも素敵ですよ。
LINEスタンプの審査に落ちる写真とは?リジェクトを防ぐ3つの注意点


せっかく時間をかけてかわいいスタンプを作ったのに、申請したあとで審査に落ちましたという通知が来たらがっかりしてしまいますよね。これをリジェクトといいます。
一度リジェクトされてしまうと、どこがダメだったのかを確認して、画像を修正して、もう一度申請し直すという手間がかかってしまいます。
できるだけ一回で審査に通るように、よくある失敗例と気をつけるポイントを3つ紹介します。写真を選ぶときに、このポイントだけは必ずチェックしてください。
1. 服のキャラクターやブランドのロゴは隠そう
審査に落ちる理由で一番多いのがこれです。
子供がお気に入りのアニメのキャラクターがプリントされたTシャツを着ていたり、背景に有名なスポーツブランドのロゴが入ったバッグが写り込んでいたりしませんか。
たとえ小さくても、他人のキャラクターやロゴマークが写っている写真はスタンプとして使うことができません。これは著作権という権利を守るための大事なルールだからです。
もし使いたい写真にキャラクターやロゴが写っている場合は、あきらめる必要はありません。
アプリの編集画面にあるペン機能やぼかし機能を使って、キャラクターの部分を塗りつぶしたり、スタンプ機能で隠したりして見えなくしてしまえば大丈夫です。申請する前に、写真の隅々までチェックして、余計なものが写っていないか確認しましょう。
2. 肌の露出が多いオムツ姿やお風呂の写真は避けよう
赤ちゃんの写真はどれも可愛いですが、肌がたくさん見えている写真は審査で止められてしまう可能性が高いです。
たとえば、オムツ一丁の姿やお風呂に入っている時の裸に近い写真は、児童ポルノなどのトラブルを防ぐという安全上の理由からとても厳しくチェックされます。
家族にとっては可愛い思い出の1枚でも、LINEという大きなプラットフォームで公開するルールとしてはNGになることが多いのです。



審査をスムーズに通すためには、きちんと洋服を着ている写真を選ぶのが一番安全で確実な方法です。
3. 文字の打ち間違いや読みやすさもチェックしよう
写真だけでなく、スタンプに入れた文字が原因で審査に落ちることもあります。
よくあるのが、文字が小さすぎてスマホの画面で見たときに読めないというケースです。作っているときは大きな画面で見ているので気づきにくいですが、実際のLINEのトーク画面ではスタンプはもっと小さく表示されます。
また、単純な文字の打ち間違いや誤字脱字もリジェクトの対象になります。ありがとうをありがとおと打っていないか、送り仮名は間違っていないか、申請ボタンを押す前にもう一度読み返して確認してみてください。
LINEスタンプメーカーに関するよくある質問(FAQ)
初めてスタンプを作るときは、途中で分からないことが出てきて不安になるかもしれません。
あとから写真を追加できるのかな、パソコンで作るのとは何が違うのかな、といった多くの人が気になっているポイントをQ&A形式でまとめました。
作り始める前にざっと目を通しておくと、迷わずにスムーズに進められますよ。困ったときの参考にしてください。
- アプリで作るのと、PC(LINE Creators Market)で作るのは何が違いますか?
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アプリは「写真の切り抜き」や「無料ダウンロード設定」ができるのが強みです。PC版は、イラストレーターなどで描いた本格的なイラスト画像をアップロードするのに向いています。写真で作るならアプリ一択です。
- あとからスタンプの画像を追加できますか?
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一度リリース(販売開始)したスタンプセットに、後から画像を追加することはできません。新しい写真でスタンプを作りたい場合は、「第2弾」として別のスタンプセットを新規作成する必要があります
- 「無料ダウンロード」設定で作りましたが、あとから「収益あり」に変更できますか?
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できません。設定を変更したい場合は、現在のスタンプを販売停止にし、同じ画像を使って再度ゼロから申請し直す必要があります。
