SNSで時々「あの時こんなことを言わなければよかった」と思うことありませんか?
「黒歴史クリーナー」というサービスが以前ありましたが、
今は使えないので、代替サービスを探していました!
これらのツールを使えば、過去のポスト(ツイート)を簡単に一括で消去できるのです。
今回は「黒歴史クリーナー」に変わるアプリをピックアップし、
どのように活用できるのか、そのメリットについて詳しくお話しします。
この記事で分かること
- 黒歴史クリーナーの代替ツイ消しアプリ6選
- SNSの黒歴史ポスト(ツイート)を削除するメリットとデメリット
- 安全に過去のポスト(ツイート)を消去するための注意点
黒歴史クリーナーの代替ツイ消しアプリ6選
以前は”黒歴史クリーナー”が人気をでしたが、2023年に運営が終了してしまいました。
でも、代わりになるポスト(ツイート)削除ツールがいくつかあります。
TwiDeleteCaptain:古いポスト(ツイート)を日付で一括削除可能
私がよく利用するのがTwiDeleteCaptain。
Twitterアカウントと連携させると、日付を指定して該当期間の投稿を一括削除できる。
たとえば10年前の黒歴史ポスト(ツイート)だけを選んで削除したり、
直近1年分を一掃したりと、自在に操作できるのが最大のメリット。
利用料金は月額$4.99と無料のLiteプランがあります。
月額制のプランだと期間制限なく利用でき、一括削除の上限件数も多いので重宝しそうです。
ただ、まとめて消し過ぎないよう、細かな設定が必要です。
TweetScrubber:検索ワードに該当するツイートを選択削除
検索ワードに該当するツイートだけを狙って削除したい場合は、TweetScrubberがおすすめ。
たとえば「失恋」という単語が含まれるポスト(ツイート)だけを選んで消すこともできます。
検索範囲も調整可能で、ダイレクトメッセージの内容まで対象に含められるのは便利だと思います。
一つ一つチェックボックスで選んで削除するタイプなので、間違って消し過ぎるリスクは少ないのですが
投稿数が膨大な人は一つずつ確認するのが大変かも…
BulkTweetDelete:指定した期間のポスト(ツイート)を一括削除
名前の通り”一括ポスト(ツイート)削除”が可能なサービス。
対象の期間を選んで、その間の投稿を全消しができます。
TwiDeleteCaptainと同様の機能で、こちらは完全に無料で利用できる点が大きな魅力。
ただし無料版には当然ですが制限もあります。
一度に削除できる上限が3,200件と決まっているので、数年分の投稿になるとまとめて消せません。
それでも手軽に黒歴史を一掃したい人には優れたツールだと思います。
TweetEraserPro:リポスト(リツイート)やいいね付きの投稿も削除可能
TweetEraserProはリポスト(リツイート)された投稿やいいね付きの投稿まで削除できるのが最大の特徴。
自分のアカウントでなくても、拡散された投稿は全て消し去れます。
ただし月額$10の有料サービスです。
過去に働いていた会社の同僚に
「あのポスト(ツイート)、すみませんでした…」なんてことにならないよう
念入りに黒歴史掃除をしたい人には役立つと思います。
DeleteAllTweets:プロフィール情報を残してポスト(ツイート)履歴を一掃
名前からも分かる通り、これを使えばTwitter上に残された全投稿を削除できる。
ただしアカウント自体は残ったま、ポスト(ツイート)だけ全消しできるので、プロフィール情報だけは生き残る。
完全にアカウント自体を削除するのとは異なり、再開する際の手間が省けますね?
有料のProプランを選べば、スケジュールを組んで自動削除も可能なので、忘れっぽい人には嬉しい機能ですよね。
ArchivePurge:Twitterアーカイブデータからも過去のポスト(ツイート)を抹消
Twitterの公式機能であるX(Twitter)アーカイブにも、全ツイート履歴が残されています。
そのデータからもポスト(ツイート)を消し去ることができるのがArchivePurge。
通常のサービスでは削除しきれない過去ポスト(ツイート)もこれで一掃できるというわけ。
月額$5の有料サービスとなっているが、完全に黒歴史を無くしたいという要望を持つ人にはおすすめ。
SNSの黒歴史ポスト(ツイート)を削除するメリットとデメリット
メリット:精神的負担が軽減、好印象が保てる、トラブルリスクが低減
過去のSNSの投稿が現在の自分を縛りつけている方は多いはず。
中にはかなり失礼な内容や、思わず書いてしまった不適切な発言があるかもしれない。
それを放置していると意外とかなりの精神的な重荷になってしまいます。
実は私も本当に恥ずかしい内容のポスト(ツイート)をたくさん残していたので。
それを全部削除して、ようやく気持ちがスッキリして落ち着きました。
特に就職活動中の人や営業職の人は企業の採用担当者やお客様にSNSを見られた際に、
悪印象をもたれるリスクを回避できるし
思わぬトラブルになってしまう可能性も防げますね?
デメリット:成長記録が失われる、証拠能力が損なわれる
過去のポスト(ツイート)を消すデメリットもあります。
過去の投稿を削除してしまうと昔の自分と今の自分を比べて、どれだけ大人になったかを確認する機会を失ってしまいます。
また、もし法的なトラブルに発展した際、重要な証拠が失われてしまう可能性もあります。
SNSの投稿は裁判でも証拠能力を持つので、書き残しておく価値は十分にあります。
安易に削除してしまうと、後々損をする可能性もあるので注意が必要です。
とは言っても、そこまで深刻なデメリットではないんじゃないかな?と思います。
SNSに書き残された内容を完全に忘れてしまうわけではなく、自分の中に記憶は残るはずだし。
気になっているポスト(ツイート)を世間に公開し続けるリスクを負うかどうかで、メリット・デメリットを天秤にかけて判断しましょう。
安全に過去のポスト(ツイート)を消去するための注意点
ポスト(ツイート)削除後に復元できないため事前にバックアップを取る
実際にポスト(ツイート)削除ツールを利用する際はいくつか注意点があります。
まず削除したポスト(ツイート)を復元することはできないため、
重要な投稿はあらかじめバックアップを取っておく必要があります。
一括削除の際も、誤って消し過ぎないよう細心の注意が必要です。
思い出の投稿やなにかの証拠として残しておきたいポスト(ツイート)があれば、
削除前にテキストファイルなどに保存しておくことがおすすめ。
公開範囲の広がりに注意し、キャッシュやTogether等の第三者サービスからも消去
ポスト(ツイート)を削除しても、実は完全に消えてはいない場合がある。
検索エンジンのキャッシュに残っていたり、
Togetherなどの第三者サイトにアーカイブされていたりすることだってあり得る。
そのため公開範囲にも気をつける必要があります。
自分のツイートがどこまで広がっているか把握して、
削除作業もそこまで行き届くよう徹底したいですね。
キャッシュを削除したり、他サービスからのアーカイブ消去を求めたりする手間もポスト(ツイート)全消しにつきものです。
ポスト(ツイート)削除は一朝一夕にはできず、地道な作業が必要不可欠。
でも一度完璧に済ませれば、そのあと安心して過ごせますね。
ポスト(ツイート)削除でも解決できない場合の対処法
Twitterアプリを最新バージョンにする、カウンセリングを受ける
どうしてもポスト(ツイート)削除で解決できない場合は、他の方法を試す必要があります。
古いバージョンを使っていると削除機能に不具合があるかもしれないので、
まずはTwitterのアプリを最新バージョンにアップデートしてみましょう。
もし精神的に参っている状態なら、専門家に相談するのも一案。
SNSの弊害についてカウンセリングを受け、
メンタルケアを施すことで、心の巡りを改善できるかもしれない。
対症療法としてアカウント自体を削除する方法もあり
どうにもならない最終手段としてTwitterのアカウント自体を削除する方法もあります。
ただしこの場合、アカウントのプロフィール情報やフォロワー、フォロー中のリストはリセットされてしまうので注意が必要です。
一度削除したアカウントは30日以内なら復元可能ですが、
それ以降は完全に別のアカウントとして作り直さねばならない。
つまりユーザー名も変更になってしまいます。
かなり深刻な事態にならない限り、アカウント削除までは…。
利用継続したいアカウントなら、当然アカウント削除は避けた方がいいと思います。
まとめ
SNSを利用していれば誰しも黒歴史と呼べる過去の投稿を持っているはずだ。ポスト(ツイート)削除アプリを使えば簡単にそれらをクリーニングできます。
でもその一方で、証拠能力が失われたり自分の成長を実感できなくなったりするデメリットもあります。
メリット・デメリットをしっかり天秤にかけた上でポスト(ツイート)を消すかどうか決めましょう。