「格安SIMに変えたら突然『圏外のまま』で、ネットも電話も使えない…」そんな焦り、めちゃくちゃ分かります!実はこのトラブル、誰にでも起こる可能性があり、多くの場合難しく考えなくても自分で解決できるんです。
格安SIMは月々の料金が安い分、設定や端末の相性などにちょっとした「クセ」があります。この記事ではなぜ圏外になるのかという原因とスマホ初心者でもすぐにできる具体的な対処法をステップごとに詳しく紹介しますね。
ショップに駆け込む前に、まずはこの記事で紹介する項目を上から順番にチェックしてみてください!
- 格安SIMが圏外になる原因はAPN設定ミスや端末の対応バンド不一致など7パターン。
- 圏外トラブルの解決率が高い再起動、SIM抜き差し、APN再入力から順に試すのが鉄則。
- iPhoneは古い「構成プロファイル」の削除、AndroidはAPNの手動入力が鍵となる。
- 設定で直らない場合は、端末の対応バンドを確認し、非対応なら回線が合う他社へ乗り換えを検討する。
格安SIMが「圏外のまま」になる主な原因って?
まず知っておきたいのは、圏外になる原因の多くが「ちょっとした設定ミス」や「端末と回線の相性」だということです。専門用語が出てきても、一つひとつ確認すれば大丈夫。肩の力を抜いて、自分の状況に当てはまるものを探していきましょう。

設定・ソフトウェアのミスが原因の場合
圏外トラブルの中で、もっとも多く、かつ最も簡単に解決できるのが、この「設定ミス」によるものです。
1. APN設定が間違っている/未設定のまま(最重要!)
APN(Access Point Name)設定とは、あなたのスマホがインターネットに接続するための「通信の入り口」を指定する情報です。格安SIMに乗り換えたとき、この設定を手動で行うか、専用のプロファイル(iPhoneの場合)をインストールする必要があります。
もし、以前使っていたキャリアの設定が残っていたり、手入力で数字やドット一つでも間違えていると、SIMカード自体は認識されていても、「ネットに接続するための道筋」が分からない状態になってしまい、結果的に圏外やデータ通信不可になります。このAPN設定の確認と再入力は、まず最初に取り組むべき最重要項目です。
2. 機内モードがONになっている
非常にシンプルですが、意外と見落としがちなのが「機内モード」です。機内モードがONになっていると、モバイル通信やWi-Fi、Bluetoothなど、すべての無線通信機能が遮断されます。ポケットやカバンの中で意図せずONになってしまうこともあります。
また、意図的に機内モードをON/OFFすることで、スマホが強制的に電波を探し直すため、一時的な基地局との接続エラーをリフレッシュするのにも有効です。

3. 古いプロファイルが残っていて競合している(iPhoneユーザーに多い)
iPhoneで格安SIMを切り替えた際によく起こる問題です。iPhoneの場合、APN設定の代わりに「構成プロファイル」というファイルをインストールして設定します。
以前使っていた格安SIMやキャリアのプロファイルが削除されずに残っていると、新しいSIMのプロファイルと通信設定が競合してしまい、通信が不安定になったり、圏外になったりします。新しいSIMを使う前に、古いプロファイルを削除するのが鉄則です。
物理・機器の相性が原因の場合
設定を見直しても直らない場合は、スマホ本体やSIMカードの「物理的な問題」を疑います。

4. SIMカードの接触不良や破損
SIMカードは非常にデリケートなICチップです。長期間使用していると、SIMトレイの奥にホコリが溜まったり、SIMカードの金色の端子部分が酸化したりして、接触が悪くなることがあります。
また、抜き差しを繰り返すうちに、SIMカード自体に目に見えないほどの小さな傷やヒビが入ってしまうと、スマホがSIMを正しく認識できず、圏外のままになります。この場合は、一度SIMを抜いて、優しく清掃し、改めてしっかり差し込むことで改善することがあります。
5. スマホ端末が格安SIMの電波(バンド)に対応していない
これが設定ミスと並んで二大原因の一つです。格安SIMは、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天のいずれかの回線を借りて通信を提供しています。これらのキャリアは、それぞれ独自の電波の周波数帯(バンド)を使用しています。
たとえば、ドコモ回線の格安SIMを使う場合、ドコモが地方や山間部のカバーに使っている「Band 19」に対応していないスマホだと、都市部では繋がっても、少し郊外に出た途端に電波を掴めず圏外になってしまいます。特に海外通販で購入したスマホや、古いSIMフリー端末を使う場合は、必ず事前に対応バンドを確認する必要があります。対応していない場合、設定をいくら直しても圏外のままになってしまいます。
環境・回線側の問題が原因の場合
自分のスマホやSIMに問題がない場合は、通信環境や通信会社側に原因があります。
6. 通信障害や大規模メンテナンスが発生している
自分一人の問題ではなく、通信会社全体のシステムでトラブルが起こっている状態です。台風や地震などの自然災害によって基地局がダウンしたり、通信設備の大規模なメンテナンス中だったりすると、広範囲で圏外や通信不可が発生します。
この場合、ユーザー側では何も対処できないため、公式サイトなどで障害情報を確認し、復旧を待つしかありません。
7. 通信エリア外、または建物構造で電波が遮断されている
格安SIMの回線がそもそも提供されていない「サービスエリア外」にいる場合や、エリア内でも電波が届きにくい「難所」にいる場合も圏外になります。
特に、地下、高層マンションの奥まった部屋、鉄筋コンクリート造りの建物の中などは、電波が遮断されやすく、圏外になりがちです。また、格安SIMの中には、キャリアのプラチナバンド(繋がりやすい電波)の優先度が低くなっているケースもあり、少しの遮蔽物でも電波が弱くなることがあります。まずは窓際や屋外など、電波が届きやすい場所に移動して試してみましょう。
このように、圏外になる原因は意外と身近で、難しく考える必要はありません。ほとんどの場合、この7つのうちのどれかに当てはまります。焦らず、まずは設定ミスから順番にチェックしてみてくださいね!
初心者でもできる7つの最強対処法(解決率90%超え!)
格安SIMが圏外のままになっているときは、焦る気持ちをぐっと抑えて、このステップを上から順番に試すのが、最も早く問題を解決する秘訣です。難しい設定をいじる前に、まずは基本的な動作確認から確実に実行していきましょう!

1. スマホを再起動 & 機内モードON/OFFで通信をリフレッシュ!
トラブル解決の鉄則、それは「再起動」と「リフレッシュ」です。これだけで直ってしまうケースは本当に多いんです。
再起動で内部エラーをクリア
スマホは常に多くの処理を同時に行っているため、一時的なシステムエラーやネットワーク設定の不具合を抱え込むことがあります。再起動は、スマホ内部のネットワーク設定やメモリをきれいにする「おまじない」のようなもの。
- コツ:電源を切ったあと、すぐに電源を入れ直すのではなく、10秒から20秒ほど待ってから電源を入れ直しましょう。これにより、端末が完全に電源オフ状態になり、メモリが完全にクリアされます。
機内モードON/OFFで電波を掴み直す
再起動しても圏外が続く場合は、機内モードを試してみてください。機内モードを一時的にONにすると、モバイル通信、Wi-Fi、Bluetoothなど、すべての無線通信機能が遮断されます。その後、数秒待ってからOFFに戻すと、スマホは基地局を探しにいき、接続が再構築(リフレッシュ)されます。
- 手順:画面を上から下にスワイプして(または設定から)飛行機のマークをタップ → 数秒待つ → 再度タップしてOFFに戻す。
2. SIMカードを抜き差しして接触不良を解消!
SIMカードがスマホ本体の読み取り部分(SIMスロット)とうまく接触していない場合、圏外のままになります。
正しい手順で物理的な接触を確認
SIMカードを抜き差しする際は、スマホ本体やSIMカードを傷つけないように注意が必要です。
- 【最重要】必ずスマホの電源をオフにする:電源を入れたまま抜き差しすると、SIMカードや本体が故障する原因になります。
- SIMトレイを取り出す:スマホ購入時についてきたSIMピンを、本体側面の小さな穴に差し込み、カチッと音がするまで押し込みます。
- 清掃と確認:取り出したSIMカードの金色の端子部分に、ホコリや指紋などの汚れがついていないか確認します。汚れている場合は、メガネ拭きなどの柔らかい布で優しく拭き取りましょう。
- 再挿入:正しい向き(角が欠けている部分を目印に)でSIMカードをトレイに戻し、スマホ本体に奥までしっかり差し込みます。
この作業で、単なるホコリやズレによる一時的な接触不良は、ほとんど解決します。
3. APN設定を再確認・正確に入力する(解決の鍵!)
格安SIMの圏外トラブルで、解決率が最も高いのがこのAPN(Access Point Name)設定の見直しです。SIMカードは電波を受信していても、「どのルートを通ってインターネットに接続するか」という情報が間違っていると通信ができません。

APN設定ミスの典型例
- 前のキャリアの設定が残っている。
- APN名、ユーザー名、パスワード、認証タイプなどの文字を一つでも打ち間違えている(特に全角・半角のミス)。
- 設定を保存したあとに選択状態になっていない。
確実なチェック方法
必ず契約している格安SIM会社の公式サイトにアクセスし、最新のAPN情報を確認してください。
| 主要MVNOのAPN設定の例と注意点 |
| APN:mineo.jp, iijmio.jp, povo.jp, plus.acs.jp など |
| ユーザー名・パスワード:各社指定の半角英数字。空欄の場合もあります。 |
| 認証タイプ:多くの場合「CHAP」または「PAP」を指定。 |
| ※設定値は格安SIM会社ごとに異なります。公式サイトに記載されている設定内容を、必ず一字一句間違えずに手入力またはコピー&ペーストで入力し直しましょう。 |

設定し直したら、必ず「保存」をして、その設定を「選択状態」にしてから、スマホを再起動して電波の表示を確認してください。
4. 古い構成プロファイル(iPhone)を削除する
iPhoneユーザー特有のトラブルです。Androidでは手動でAPNを入力しますが、iPhoneでは通常、「構成プロファイル」というファイルをインストールして通信設定を行います。
競合する古い設定を消す
格安SIMやキャリアを乗り換えた際、古いプロファイルが残っていると、新しいSIMの設定と通信情報がバッティングしてしまいます。
設定→一般→VPNとデバイス管理(または古いiOSではプロファイル)に進みます。- 以前使っていたキャリア名や格安SIM名が表示されていたら、それを選択し**「プロファイルを削除」**をタップします。
- 古いプロファイルを削除後、契約している格安SIM会社の公式サイトから、最新のプロファイルを再度ダウンロードし、インストールしてください。
5. 通信障害やメンテナンス情報を確認する(焦らず待つ)
ここまでの手順で直らない場合、原因はあなたではなく通信会社側にある可能性が高くなります。
公式情報とSNSで状況を把握
大規模な通信障害や、電波を止めて行う緊急メンテナンスが発生している場合、個人でできることはありません。
- 公式サイトを確認:契約している格安SIMの公式サイトや、その回線提供元(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天)の公式サイトにアクセスし、「通信障害」や「メンテナンス情報」のページをチェックしてください。
- SNSで検索:Twitter(X)などのSNSで「[SIM会社名] 圏外」や「通信障害」と検索し、同じ時間帯に多くのユーザーが圏外になっている投稿があれば、広範囲での障害の可能性が高いです。
この場合は復旧を待つしかありませんが、原因が分かれば無駄な操作をしなくて済むので安心できますね。
6. 端末の「対応バンド」をチェックする(機種の相性問題)
APN設定も合っていて、通信障害もないのに圏外が続く場合、お使いのスマホと格安SIMの「相性」が悪いかもしれません。
電波の周波数帯(バンド)とは?
スマホは、キャリアごとに割り当てられた特定の周波数帯(バンド)を使って通信しています。
- 格安SIMが使う電波(例:ドコモ回線)
- あなたのスマホが受信できる電波
この2つが完全に一致していないと、電波を掴むことができません。特に、地方や山間部で電波を広くカバーする「プラチナバンド(ドコモならBand 19、auならBand 18/26)」に対応していない端末だと、圏外になりがちです。
- お使いのスマホの「機種名 + 対応バンド」で検索し、スペック表を確認します。
- 格安SIM会社の公式サイトにある「動作確認端末リスト」でお使いの機種が「○」になっているか確認してください。リストに載っていない場合、圏外や通信不安定のリスクが高まります。
対応バンドが不足している場合、設定では直せないため、端末の買い替えか、対応バンドが合う別の格安SIMへの乗り換えを検討する必要があります。
7. ネットワーク設定をリセットする(最終手段)
上記すべてを試しても直らない場合、スマホ内部のネットワーク設定に、複雑なエラーが残ってしまっている可能性があります。
Wi-Fi情報が消えるので注意
これは、Wi-FiのパスワードやBluetoothのペアリング情報など、すべてのネットワーク設定を初期状態に戻す操作です。
設定→一般(またはシステム)→リセット(またはリセットオプション)へ進みます。- 「ネットワーク設定をリセット」を実行します。
- リセットが完了したら、必ず手順3に戻り、APN設定を最初から正確に入力し直してください。
この操作で、多くの内部的なネットワークトラブルは解消されます。Wi-Fiパスワードなどを忘れてしまわないよう、必ずメモを取ってから実行しましょう。
APN設定の確認と入力方法を徹底解説(設定ミスをなくそう!)
格安SIMの圏外トラブルで、最も高い確率で原因となっているのが、この「APN設定」です。APN(Access Point Name:アクセスポイント名)とは、あなたのスマホがインターネット回線に接続するために必要な「接続先の情報」のこと。
例えるなら、スマホがインターネットという広大な都市に入るための「入口の鍵」と「住所」のようなもの。この情報が間違っていると、SIMカード自体は生きていても、通信のルートが見つからず、「ネットに繋がらない」「圏外のまま」という状態になってしまうんです。
大手キャリアから乗り換えた場合、APN情報は自動で切り替わらないため、私たちユーザーが手動で設定する必要があります。ここを完璧にすれば、トラブルの半分以上は解決すると言っても過言ではありません!
主要MVNOのAPN設定一覧と入力のポイント
まずは、主要な格安SIMで必要になる基本的なAPN情報を確認しましょう。特に「APN」と「ユーザー名」「パスワード」は、一字一句間違いがないように注意が必要です。
| 格安SIM会社 | APN | ユーザー名 | パスワード | 備考(設定の注意点) |
| 楽天モバイル | rakuten.jp | なし | なし | 多くの機種で設定不要ですが、必要な場合は「設定の自動復旧」を試しましょう。 |
| mineo | mineo.jp | mineo | mineo | iOS(iPhone)の場合は、公式サイトから構成プロファイルのインストールが必要です。 |
| IIJmio | iijmio.jp | mio@iij | iij | Androidでは手動設定が基本。他の設定項目(認証タイプなど)も確認が必要です。 |
| povo | povo.jp | なし | なし | au回線利用。自動設定されない場合は、この情報を手動で入力します。 |
| LINEMO | plus.acs.jp | なし | なし | ソフトバンク回線利用。基本的に設定不要ですが、Androidで繋がらない場合は確認。 |
| OCN モバイル ONE* | lte-d.ocn.ne.jp | mobileid@ocn | ocn | *(新規受付終了)*手動設定が必要で、ユーザー名・パスワードは共通ではありません。 |
| ワイモバイル | kf.mb.softbank.jp | em | em | サブブランド。自動設定が多いですが、手動入力が必要な機種もあります。 |
* OCN モバイル ONEは新規受付を終了していますが、既存ユーザーのために情報を残しています。
入力時の最重要チェックポイント!
- 半角英数字か?:すべて半角で入力する必要があります。全角文字が混ざると認識されません。
- 大文字・小文字か?:設定情報によっては、大文字・小文字が区別される場合があります。公式サイトの表記通りに入力しましょう。
- ドット(.)は正しいか?:「,(カンマ)」などと間違えていないか確認しましょう。
iPhone(iOS)でのAPN設定手順
iPhoneの場合、APN設定は「構成プロファイル」というファイルをインストールすることで完了するのが一般的です。
1. 古いプロファイルは必ず削除!
格安SIMを乗り換える際は、まず以前のプロファイルが残っていないか確認し、削除します。古い設定が残っていると、新しいSIMと競合して通信が不安定になります。
設定→一般→VPNとデバイス管理(またはプロファイル)- ここに表示されている不要なプロファイル(以前のキャリアやSIMの名称)をタップし、「プロファイルを削除」を実行します。
2. 新しいプロファイルをインストール
削除が完了したら、Wi-Fiに接続した状態で、契約した格安SIM会社の公式サイトにSafariブラウザでアクセスします。
- 公式サイトの「初期設定」や「APN設定」のページにある構成プロファイルのダウンロードリンクをタップ。
- 画面の指示に従い「インストール」をタップし、パスコードを入力して設定を完了させます。
- インストール後は、必ずスマホを再起動して電波が立つか確認しましょう。
AndroidでのAPN設定手順
Androidの場合、ほとんどの機種で手動でAPN情報を入力する必要があります。
1. 設定画面へのアクセス
設定→ネットワークとインターネット(または接続)へ進みます。モバイルネットワーク(またはSIMカードとモバイルネットワーク)を選択。アクセスポイント名 (APN)を選択します。
2. 新しいAPNの追加と入力
- 画面右上の「+」ボタン(またはメニューボタン)をタップして、「新しいAPN」を追加します。
- 上記の「APN設定一覧」や、契約した格安SIM会社が指定するすべての項目(APN、ユーザー名、パスワード、認証タイプなど)を正確に入力します。
- 入力が完了したら「保存」をタップします。
3. 設定の選択と適用
- 保存したAPNが一覧に表示されるので、丸いチェックボックスをタップして選択状態にします。
- スマホを再起動し、画面上部に「4G」や「5G」のマークが表示されるかを確認しましょう。
APN設定後の最終チェックリスト
設定が正しく完了しても、他の設定が邪魔をしていると繋がらないことがあります。以下の3点も必ず確認してください。
| チェック項目 | 内容 |
| 「4G」「5G」マークの表示 | APN設定が成功すると、画面上部の電波アイコンの横にこのマークが出ます。表示が出なければまだ繋がっていません。 |
| モバイルデータ通信はオン? | 設定 → ネットワークとインターネット(またはモバイル通信)から、モバイルデータ通信(モバイルデータ)がオンになっているか確認してください。 |
| Wi-Fiがオンのままになっていないか? | Wi-Fiに繋がっている状態だと、モバイル通信(格安SIMの回線)が優先されず、設定が反映されたか確認しづらいです。Wi-FiをOFFにして、モバイル通信だけでネットに繋がるか試しましょう。 |
⚠️ APNを設定しても圏外のままのときは?
APN設定が正しく、上記3点も問題ないのに圏外が続く場合、原因は設定ミスではなく、「端末が格安SIMの周波数帯(バンド)に対応していない」可能性が高いです。その場合は、「端末の対応バンドチェック」に進みましょう。設定では解決できないハードウェアの問題かもしれません。
端末が非対応の可能性をチェック
格安SIMで圏外が続く場合、意外と見落としがちなのが「スマホ端末の対応バンド」です。日本国内ではドコモ・au・ソフトバンク・楽天の4社で周波数帯が異なり、それぞれが使用しているバンドを端末がサポートしていないと、電波を受信できません。
主要キャリアの周波数帯(バンド)一覧
| キャリア | 主な4Gバンド | 主な5Gバンド |
|---|---|---|
| ドコモ | Band1 / 3 / 19 / 21 / 28 | n77 / n78 / n79 |
| au | Band1 / 3 / 11 / 18 / 26 / 28 | n77 / n78 / n257 |
| ソフトバンク | Band1 / 3 / 8 / 11 / 28 / 41 | n77 / n257 |
| 楽天モバイル | Band3 / 18 / 26 | n77 / n257 |
たとえば、ドコモ回線の格安SIMを使っているのに、Band 19をサポートしていない端末を利用していると、地方や山間部では圏外が発生しやすくなります。特に海外製のスマホや古い機種ではこのケースが多いです。
対応バンドを調べる方法
自分のスマホがどのバンドに対応しているかは、メーカー公式サイトやスペック表で確認できます。検索エンジンで「機種名 + 対応バンド」と調べれば簡単に一覧が出てきます。
また、格安SIM各社の公式サイトには「動作確認端末リスト」が用意されています。自分の端末がそのリストに含まれていれば、基本的には利用可能です。逆に掲載がない場合、通信が不安定になるリスクがあります。
- 特定の場所だけ圏外になる
- LTE(4G)ではなく3G表示になる
- 通話はできるがデータ通信が遅い
もしこれらの症状が続く場合は、端末の買い替えや別回線の格安SIMへの乗り換えを検討しましょう。特にUQモバイルやワイモバイルのようにキャリア品質を維持しているサブブランドは、通信が安定しやすい傾向があります。



「設定も合ってるのに圏外…」というときは、端末の対応状況を疑うのがコツです!スペックを調べるだけでも一気に原因が見えてきますよ。
それでも解決しないときの最終手段
ここまで紹介した対処法をすべて試しても「圏外のまま」で改善しない場合は、根本的なトラブルや通信環境そのものに問題があるかもしれません。焦らずに、以下の手順で一つずつ確認していきましょう。
1. SIMカードの再発行を依頼する
SIMカードはとても薄いICチップのため、目に見えないレベルで破損していることがあります。通信エラーや圏外が頻発するようであれば、格安SIMのサポートセンターに連絡して再発行を依頼しましょう。通常は数日以内に新しいSIMが届きます。
再発行手数料は無料〜3,000円程度が相場。再発行後は古いSIMが無効になるため、届いたら速やかに入れ替えてください。
2. サポート窓口に問い合わせる
格安SIMの通信トラブルは、自分だけでは原因を特定できないこともあります。サポートセンターに問い合わせると、通信ログをもとに状況を調べてもらえる場合があります。特に、契約直後や機種変更直後に圏外になる場合は、登録情報の反映が遅れているケースもあるため、早めの連絡が吉です。
- 契約しているSIMプランと回線種別(ドコモ回線/au回線など)
- 利用しているスマホの機種名
- 圏外が発生するエリアや時間帯
3. 通信品質を重視して他社へ乗り換える
「何をやってもダメ」「サポートに連絡しても改善しない」そんな場合は、回線品質そのものが原因かもしれません。格安SIMはキャリアの回線を借りているため、時間帯によって通信速度や安定性に差が出やすいです。
| SIMブランド | 特徴 | おすすめポイント |
|---|---|---|
| UQモバイル | auのサブブランド | 通信安定性◎/実店舗サポートあり |
| ワイモバイル | ソフトバンクのサブブランド | 高速通信/家族割・光セット割あり |
| ahamo | ドコモ公式オンライン専用プラン | 5G対応/全国的に安定 |
| povo | トッピング式料金が特徴 | 自分好みにカスタマイズ可能 |
これらのブランドは「サブブランド」と呼ばれ、通常の格安SIMよりも通信品質が高く、電波の優先度も高めに設定されています。もし通信トラブルを頻繁に経験しているなら、乗り換えることで一気にストレスが減るかもしれません。



「SIMを変えるのって大変そう…」と思うかもしれませんが、最近はMNPでそのまま電話番号を引き継げるので、手続きもとても簡単です!
まとめ:原因を一つずつ確かめれば圏外トラブルは解決できる
格安SIMが圏外のままになると焦ってしまいがちですが、ほとんどのケースは設定やSIMカードの不具合によるものです。焦らず順に確認すれば、ショップに持ち込まずとも解決できる可能性が高いです。
- 圏外の原因の約8割は「設定ミス」または「SIMの接触不良」
- APN設定と対応バンドの確認で多くのトラブルが解決
- どうしても直らない場合は再発行・乗り換えが有効
この記事を参考に、一つひとつの原因をつぶしていけば、「圏外のまま」から解放されるはずです。通信環境が安定すれば、ストレスも減って毎日のスマホライフがもっと快適になりますよ。



焦らず落ち着いて順番に試していけば、必ず原因は見つかります。大丈夫、誰でもできます!
よくある質問(Q&A)
「ここまで試したけど、まだ不安…」「これって自分のスマホにも当てはまるの?」そんな疑問を感じている方のために、格安SIMの“圏外トラブル”でよくある質問をまとめました。同じ悩みを持つ人が実際にどんなステップで解決したのかを知ることで、自分の状況にも当てはめやすくなります。設定を変える前に確認しておくと、ムダな手間を減らせるかもしれませんよ。
- 格安SIMに変えたら突然圏外になりました。どうすればいい?
-
まずはスマホを再起動し、APN設定が正しいか確認しましょう。それでも直らない場合は、SIMカードの抜き差しや別端末での確認も試してください。多くのケースではこれで改善します。
- APN設定をしても圏外のままです。
-
端末が使用している回線の対応バンドに非対応の可能性があります。使用している格安SIMがどのキャリア回線を使っているかを確認し、スマホのスペックと照らし合わせてみましょう。
- 通信障害か自分の設定ミスか判断できません。
-
同じ格安SIMを使っている人のSNS投稿や公式サイトの障害情報を確認しましょう。他の人も圏外になっている場合は通信障害の可能性が高いです。自分だけなら設定を見直してみてください。
