iPhoneを安く買う方法｜2025年最新の裏技と正攻法

「最新のiPhone、できるだけ安く手に入れたい…」そう考える方は多いですよね。Apple Storeだけでなく、キャリアのキャンペーンや中古市場まで含めると、お得に買う方法は意外とたくさんあります。

この記事では、2025年時点で使える正攻法とちょっとした裏技をわかりやすく解説していきます。

2025年最新！iPhoneを安く買う6つの方法

iPhoneは10万円を超える高価な買い物。でも、買い方を工夫すれば2〜5万円以上お得に購入することも可能です。ここでは2025年最新の情報をもとに、コストパフォーマンスを最大化するための「安く買う6つの方法」を徹底解説。特徴、メリット・デメリット、向いている人を一覧にして比較しやすくしました。

① Apple公式で整備済製品を狙う

「整備済製品（Certified Refurbished）」とは、Appleが公式に再整備した中古端末のこと。外装・バッテリー・アクセサリを新品同様に交換し、1年間のApple保証もつくため「限りなく新品に近い中古」と言えます。新品より最大15〜20％安く購入でき、コスパを重視するユーザーには理想的な選択肢です。

たとえば、2025年7月現在で販売されている整備済製品の一例は以下の通りです：

機種	整備済価格（税込）	新品価格との差額
iPhone 14（128GB）	104,800円	約17,000円安い
iPhone 13 mini（128GB）	89,800円	約12,000円安い
iPhone SE 第3世代	64,800円	約10,000円安い

どんな人に向いている？

• 新品同様の品質を安心して手に入れたい人
• 最新機種でなくても性能重視で問題ない人
• 長く使う前提でApple公式の保証を受けたい人

購入時の注意点

• 最新モデル（例：iPhone 16）は登場しない
• 在庫が不定期で変動するため、定期的なチェックが必要
• Apple公式サイトのみでの販売（店頭では不可）

整備済製品は在庫が非常に流動的なので、狙っているモデルが出たらすぐ購入するのが鉄則。メール通知設定をしておくと、入荷時に見逃さずに済みます。

② 楽天モバイルなどのポイント還元を活用

楽天モバイルでは、iPhone購入時に楽天ポイントで最大40,000円相当の還元が受けられるキャンペーンを実施中（2025年7月時点）。MNP（他社からの乗り換え）や楽天会員ランクに応じて、実質負担額が大幅に下がるのが特徴です。返却不要の一括購入が可能で、ポイント還元後は完全に「自分のもの」になります。

2025年7月時点のキャンペーン対象機種と実質価格例

機種	販売価格（税込）	ポイント還元後の実質価格
iPhone 16e（128GB）	104,800円	実質64,800円（40,000pt還元）
iPhone 15（128GB）	124,800円	実質84,800円（40,000pt還元）
iPhone SE 第3世代	67,800円	実質37,800円（30,000pt還元）

どんな人に向いている？

• 楽天会員でポイントをよく使う人
• 一括で購入して完全に自分のものにしたい人
• 乗り換えを検討していてコストを抑えたい人

利用時の注意点

• ポイント還元には条件（MNP・アプリ使用）がある
• 付与は1〜2か月後、キャンペーン内容は時期で変動
• 初期契約時の事務手数料や送料は別途かかる

楽天ポイントを日常的に使っている人や、買い物・通信費をまとめて節約したい人には最適な選択肢です。キャンペーンページを事前にチェックし、条件達成のステップをしっかり確認しておきましょう。

③ 中古iPhoneの購入時の注意点とコツ

価格を最重視するなら中古iPhoneの選択肢は外せません。新品の約半額で購入できることもありますが、その分リスクやチェックすべき点も多くなります。失敗しないためには「信頼できる店舗で買う」「状態確認を徹底する」ことが鉄則です。

2025年7月現在の中古市場での価格例（Aランク品・バッテリー80％以上）

機種	参考価格（税込）	新品との差額
iPhone 14（128GB）	78,800円	約40,000円安い
iPhone 13（128GB）	65,000円	約50,000円安い
iPhone SE 第2世代	24,800円	約30,000円安い

どんな人に向いている？

• とにかく安くiPhoneを使いたい人
• 型落ちモデルでも性能に満足できる人
• 短期利用・サブ機が欲しい人

購入時の注意点

• バッテリー最大容量が80％未満なら交換前提
• IMEI確認でネットワーク制限の有無をチェック
• 赤ロム（支払滞納端末）は要注意

中古でも安心して買うなら、「イオシス」「にこスマ」「ゲオモバイル」など、赤ロム永久保証や返品制度がある信頼性の高いショップがおすすめです。

④ キャリアの乗り換えキャンペーンを使う

ドコモ・au・ソフトバンクなどの大手キャリアでは、MNP（他社からの乗り換え）を対象としたキャンペーンを常時実施中。iPhoneとセットで乗り換えると、端末代金の割引や高額ポイント還元が受けられます。時期によって内容が変わるため、タイミングが合えば驚くほど安く購入できる可能性もあります。

2025年夏の主要キャリアキャンペーン例（※内容は時期により変動）

キャリア	対象機種	割引／還元内容
ドコモ	iPhone 15シリーズ	22,000円割引＋カエドキ併用で実質半額
au	iPhone 14 / SE3	最大22,000円割引＋下取りでさらに値引き
ソフトバンク	iPhone 13以降	PayPayポイント最大21,600円還元

どんな人に向いている？

• 今使っているキャリアに不満がある人
• なるべく初期費用を抑えたい人
• 端末を買い替えるタイミングの人

利用時の注意点

• 割引適用には「乗り換え＋指定プラン加入」が必須
• 一部は2年返却前提プランとのセットが条件
• 実店舗とオンラインでは条件が異なる場合がある

MNPでの乗り換えは、うまく活用すれば10万円超のiPhoneが半額以下になるケースも。契約前にキャンペーンページをチェックし、受け取れる割引総額を確認しましょう。

⑤ 端末購入プログラムを賢く活用

各キャリアが提供する「端末購入プログラム（返却型プラン）」は、48回払いでiPhoneを購入し、24回目に端末を返却すれば残りの支払いが不要になるという仕組みです。これにより実質半額で最新機種を使えるため、2年ごとに買い替える人にとっては非常にお得です。

各キャリアのプログラム比較（2025年7月時点）

キャリア	名称	返却タイミング	割引適用後の実質負担
ドコモ	いつでもカエドキ	23か月目	実質50〜55％の支払い
au	スマホトクする	25か月以内	実質約50％の支払い
ソフトバンク	新トクするサポート	25か月目	実質最大50％OFF

どんな人に向いている？

• 2年ごとに最新のiPhoneへ買い替えたい人
• 初期コストと月々の負担を抑えたい人
• 端末返却に抵抗がなく、キレイに使える人

利用時の注意点

• 返却が前提なので故障・破損時は減額対象
• 途中で解約すると残債が発生する場合あり
• 端末は実質「レンタル」扱いで資産にはならない

「iPhoneは所有せず使い捨てる感覚でもいい」という人には、このプログラムは最も合理的。毎年・隔年で最新機種を追いたい人にはぴったりです。

⑥ 海外版や型落ちモデルを使う裏技

最新モデルにこだわらない、または購入時期をずらせる人にとって「海外版iPhone」や「型落ちモデル」は非常にコスパが高い選択肢です。円高の時期やキャンペーンシーズンを狙えば、新品未使用でも3〜5万円の節約になることもあります。ただし技術的な制約や保証の不安もあるため、使い方に注意が必要です。

2025年現在の「型落ち」モデル例と価格差の参考（新品・SIMフリー）：

モデル	販売価格	現行モデルとの価格差
iPhone 14（128GB）	104,800円	約25,000円安（iPhone 16比）
iPhone 13（128GB）	92,800円	約37,000円安
iPhone SE 第3世代	67,800円	約55,000円安（iPhone 16比）

どんな人に向いている？

• 最新モデルに強いこだわりがない人
• 自分で端末管理ができる中〜上級者
• 短期で買い替えず、長く使いたい人

購入時の注意点

• 海外版は技適マークなしで利用に制限が出る場合あり
• 日本の修理・保証が受けられないケースも
• 型落ちは在庫切れが早いので早めの判断が必要

型落ちモデルはApple公式ストアや大手量販店で「在庫限りセール」が行われることも多く、時期と販売ルートを見極めれば非常にお得です。海外版は価格に惹かれても、対応バンドや技適の確認を必ず行いましょう。

iPhoneを安く買う方法まとめ

方法	特徴	参考価格感	向いている人	注意点
① Apple整備済製品	新品同様・保証付き・公式販売	1〜2割安（例：iPhone 14が104,800円）	新品品質を安心して安く買いたい人	在庫変動が激しく最新モデルは出にくい
② 楽天モバイル	最大4万pt還元・返却不要・一括可能	実質64,800円〜（例：iPhone 16e）	楽天会員でポイント活用派、乗換えOKな人	条件達成が必要・付与までタイムラグあり
③ 中古iPhone	専門店で保証付きあり・超低価格も	約3〜6万円（例：iPhone 13が6万円台）	価格重視派・サブ機・短期利用者	赤ロム・バッテリー劣化・店舗選びが重要
④ 乗り換えキャンペーン	最大22,000円割引＋併用で実質負担激減	実質5〜7万円（例：iPhone 15）	今のキャリアに不満がある人	時期によって内容変動・条件付き
⑤ 購入プログラム	2年返却で半額・常に最新を使える	実質50〜55％（例：16なら約6万で運用）	買い替えサイクルが短い人	返却が条件・破損減額リスクあり
⑥ 海外版／型落ち	輸入or旧モデルで大幅に安く	SEで5万円台〜／14で約10万円	型落ちで十分な人・中上級者	保証対象外・技適・在庫流動性に注意

実質無料？キャリアのiPhoneキャンペーン徹底解説

2025年現在、大手キャリアではさまざまな端末購入支援プログラムやキャンペーンが行われています。一見お得に見える仕組みも、内容を理解せずに契約すると「思ったより高くついた…」ということも。ここでは、主要4キャリアの代表的なプログラムを比較しながら解説します。

ドコモの「いつでもカエドキプログラム」

「いつでもカエドキプログラム」は、ドコモが提供する端末購入支援制度です。対象機種を48回払いで購入し、23か月目に返却すれば、24回目以降の分割支払い（＝最大約半額）が免除される仕組み。2025年現在、iPhone 16シリーズを含む最新機種も対象です。

2025年7月時点のiPhone 16シリーズ購入例：

機種	本体価格（48回）	返却時の支払額	免除額
iPhone 16（128GB）	148,800円（3,100円×48）	約74,400円（23回支払い）	最大約74,400円免除
iPhone 16 Pro（128GB）	182,400円	約91,200円	最大約91,200円免除

どんな人に向いている？

• 2年ごとに最新iPhoneへ乗り換える人
• 端末返却に抵抗がなく丁寧に使える人
• 初期費用を抑えて最新機種を使いたい人

注意点とデメリット

• 返却前提なので破損・故障時は減額対象
• 中途解約時は残債が発生
• 返却しないと実質価格は新品とほぼ同じ

とにかく安く最新のiPhoneを2年ごとに楽しみたい方には、非常に理にかなった選択肢です。返却条件をきちんと守れるかが最大のポイントです。

auの「スマホトクするプログラム」

auの「スマホトクするプログラム」は、対象のiPhoneを48回分割で購入し、25か月以内に端末を返却することで、24回目以降の支払いが免除される仕組みです。2025年現在、iPhone 16や15シリーズも対象で、残債の最大半額がカットされるため、乗り換えや短期利用者に向いています。

2025年7月時点のiPhone購入例（auオンラインショップ価格）

機種	本体価格（48回）	返却時の支払額	免除額
iPhone 15（128GB）	139,680円（2,910円×48）	約69,840円（24回分）	最大69,840円免除
iPhone 14（128GB）	119,520円	59,760円	最大59,760円免除

どんな人に向いている？

• 短期（2年）で最新機種を使い続けたい人
• 端末は手元に残らなくても構わない人
• au回線を長く使っていて割引と併用したい人

注意点とデメリット

• 返却期限が25か月目以内とやや厳しめ
• 破損や画面割れは減額・対象外となる可能性あり
• 返却しなければ全額支払い＝割引効果なし

「今のiPhoneはとりあえず使えればOK」「2年で最新機種に乗り換える主義」という人にはベストなプランです。返却期限を忘れないようアラートを設定しておくのがコツ。

ソフトバンクの「新トクするサポート」

「新トクするサポート」はソフトバンクが提供する端末購入支援プランで、対象のiPhoneを48回分割で購入し、25か月目に返却すれば24回分の支払いが免除されます。端末の所有にはこだわらず、とにかく月々の負担を軽くしたい方に最適な選択肢です。

2025年7月時点のiPhone購入例（ソフトバンク公式価格）

機種	本体価格（48回）	返却時の支払額	免除額
iPhone 15 Pro（128GB）	176,400円（3,675円×48）	約88,200円	最大88,200円免除
iPhone 14（128GB）	140,400円	70,200円	最大70,200円免除

どんな人に向いている？

• スマホは2年おきに買い換える派の人
• PayPayなどのソフトバンク経済圏を使っている人
• オンラインで手続きできる人（手数料が0円）

注意点とデメリット

• 返却は25か月以内、遅れると免除対象外に
• 傷・故障・破損は減額対象（審査あり）
• 返却しない場合は全額支払いが必要

「iPhoneは持ち物ではなく消耗品」という感覚の方にピッタリなこのプラン。ソフトバンクはオンライン限定キャンペーンやPayPay連携も強いため、活用できれば非常にお得です。

楽天モバイルの「iPhone 16e最大4万円還元」

楽天モバイルでは、2025年夏現在、iPhone 16eの購入と同時に他社からの乗り換え（MNP）を行うと、最大40,000円相当の楽天ポイントが還元される大型キャンペーンを実施中です。一括購入でも分割でもOKで、端末は完全に“自分のもの”になるため、返却型プランに抵抗がある人にも最適です。

2025年7月時点のiPhone 16e購入例（楽天モバイル公式）

機種	販売価格	還元ポイント	実質価格
iPhone 16e（128GB）	104,800円	40,000ポイント	実質64,800円
iPhone 15（128GB）	124,800円	40,000ポイント	実質84,800円
iPhone SE（第3世代）	67,800円	30,000ポイント	実質37,800円

どんな人に向いている？

• 返却なしでiPhoneを完全に所有したい人
• 楽天市場や楽天ポイントをよく使う人
• 通信費と端末代をまとめて節約したい人

注意点とデメリット

• ポイント付与は契約条件達成が必要
• 還元までに最大2か月以上かかる
• 解約や端末返却不要＝割引はないが所有可能

楽天モバイルは、ポイント活用前提で考えると圧倒的な実質最安レベル。楽天経済圏をフル活用できる人にとっては、iPhoneをもっとも安く入手できる王道ルートの一つです。

4キャリアのiPhone購入プログラム徹底比較（2025年版）

各キャリアが提供する購入支援制度を比較して、自分に合った買い方を選びましょう。以下の表では、「割引方式」「所有権の有無」「還元額」など、重視すべきポイントを網羅しています。

キャリア	プログラム名	対象機種	仕組み	実質負担	返却	向いている人
ドコモ	いつでもカエドキ	iPhone 16など	48回払い→23か月目返却で残債免除	約50〜55%	必要	2年ごとに最新を使いたい人
au	スマホトクする	iPhone 14/15/16	48回払い→25か月以内返却で残債免除	約50%	必要	短期利用・買い替え主義の人
ソフトバンク	新トクするサポート	iPhone 14以降	48回払い→25か月返却で免除	約50%	必要	PayPay連携＆2年更新型の人
楽天モバイル	iPhone購入キャンペーン	iPhone 16eなど	一括購入＋MNPで最大4万pt還元	実質64,800円〜	不要（完全所有）	ポイント重視・買い切り希望者

iPhoneの中古・型落ちモデルを安全に買うコツ

「中古でもいいから安くiPhoneを持ちたい」という人は多いですが、中古市場には注意すべきポイントがいくつかあります。また、型落ちモデルも賢く選べば新品同様に安心して使えます。ここでは、安全に・損せずに手に入れるコツを具体的に解説します。

中古購入のメリット・デメリット

中古iPhoneの購入は、「安く手に入る」「在庫が豊富」といった魅力がありますが、バッテリーの劣化や保証面での不安もあります。ここでは、中古購入の利点と注意点を、具体例を交えて詳しく解説します。

信頼できる中古販売店（2025年版）

• イオシス：赤ロム永久保証・バッテリー容量明記・店舗多数
• にこスマ：全品バッテリー85％以上・30日返品保証
• ゲオモバイル：長期保証付き・全国に実店舗あり・在庫豊富

これらの店舗を利用すれば、「赤ロム保証」や「返品対応」があり、万が一のトラブルにも対応してくれるため安心して購入できます。オンライン在庫も充実しており、スペック・状態別で選びやすいのも魅力です。

信頼できる中古販売店の見極め方

中古iPhoneを安心して購入するには、「どこで買うか」が何より重要です。中古販売店は千差万別で、保証内容や検品の厳しさに大きな違いがあります。以下に信頼できるショップを見分けるためのチェックポイントをまとめました。

安心できる中古ショップの実例

店舗名	主な特徴	保証・対応
イオシス	圧倒的在庫・価格帯豊富	赤ロム永久保証・7日返品
にこスマ	全品検品済／バッテリー85％以上	30日返品保証・全額返金対応
ゲオモバイル	実店舗多数／下取り強い	6か月保証・店舗相談OK

これらの販売店は「Appleの整備済製品」に近い安心感を提供しています。とくに“赤ロム保証”“バッテリー容量保証”“返品可”の3点セットは、購入前の必須チェックポイントです。

型落ちiPhoneで損しないモデル選び

「最新機種は高すぎる…でも性能は妥協したくない」──そんな人に最適なのが型落ちiPhoneの活用です。1〜2世代前のモデルなら、価格はグッと下がりつつも、処理性能やOS対応は現役レベル。2025年時点でおすすめの型落ちモデルを紹介します。

2025年時点で「買って損しない」型落ちモデル3選

モデル	発売年	特長	参考価格（中古）
iPhone 14	2022年	A15搭載／5G対応／高耐久	約60,000〜75,000円
iPhone 13 mini	2021年	小型＆軽量／高性能チップ	約45,000〜60,000円
iPhone SE（第3世代）	2022年	A15搭載／指紋認証／軽量＆低価格	約35,000〜50,000円

買うタイミングと入手先のコツ

• Apple公式整備済製品：安心の保証付き＆時期限定
• 家電量販店：型落ち在庫の値下げタイミングが狙い目
• 中古ショップ：価格は最安だが状態チェックが必要

型落ちモデルは「価格・性能・保証」のバランスで選ぶのが鉄則。A15チップ以降の機種であれば、あと数年はOSサポートも継続されるため安心です。Apple整備済や大手量販店の型落ち在庫は、最初にチェックすべき鉄板ルートです。

月々の料金を抑える！格安SIMでの運用術

本体代を抑えるだけでなく、毎月の通信料金も節約できればトータルコストは大幅に下がります。格安SIMを上手に活用すれば、iPhoneを月1,000円台で使うことも可能です。ここでは、格安SIMとiPhoneの組み合わせ方を具体的に紹介します。

iPhone対応おすすめ格安SIM3選（2025年版）

すべての格安SIMがiPhoneに完全対応しているわけではありません。通信安定性・料金・eSIM対応・特典などを加味し、2025年時点でiPhoneユーザーにおすすめできる格安SIMを3つに絞りました。

サービス名	料金プラン例	主な特徴	回線
楽天モバイル	0〜3,278円（1GB〜無制限）	1GBまで無料・楽天ポイント還元	楽天回線
IIJmio	990円（3GB）〜	eSIM対応／MNP割引多数	ドコモ・au
LINEMO	990円（3GBミニプラン）	LINEギガフリー・回線安定	ソフトバンク

iPhoneで使う際の注意点

• SIMフリーまたはSIMロック解除済み端末が必須
• eSIMはiPhone XR以降のモデルで対応
• APN設定は手動入力が必要な場合あり
• LINEの年齢認証／通話は一部制限があるSIMも

「安く使いたいけど快適さは犠牲にしたくない」人には、これら3つの格安SIMが最適解。用途や生活圏の電波状況に応じて、最も相性のよいプランを選びましょう。

MNPで得られる割引と注意点

「MNP（携帯電話番号ポータビリティ）」とは、今使っている電話番号をそのままに、他社の通信サービスへ乗り換えること。2025年現在、MNPを活用すれば、格安SIMでも最大1〜2万円分の割引やポイント還元が受けられます。ただし条件を満たさないと、割引が無効になることもあるため注意が必要です。

MNP割引を受ける条件

• 「他社からの乗り換え（MNP）」であること
• キャンペーン期間中に公式サイトや店舗で契約
• 契約後〇日以内の初回開通／アクティベート
• Rakuten Linkなど、指定アプリの利用条件あり

注意点と落とし穴

• 短期解約（90日以内など）でキャッシュバック無効の可能性
• 最低利用期間の縛りがある場合がある
• 特典は「後日付与」されるケースが多く、即時ではない
• 名義違い（家族間）MNPは対象外になる場合あり

MNPは、うまく使えば1〜2万円以上の得になりますが、条件やタイミングを誤ると逆に損をする可能性もあります。公式サイトで必ずキャンペーン内容を事前にチェックし、慎重に乗り換えましょう。

MNP前のチェックリスト（乗り換え前に確認すべき項目）

お得なキャンペーンが魅力のMNPですが、手続きにはいくつかの注意点があります。以下のチェックリストを事前に確認しておくことで、スムーズに乗り換えを進め、特典をきちんと受け取れるようになります。

このリストを元に事前準備を進めれば、「キャンペーン対象外だった」「番号が使えなくなった」などのトラブルを防げます。特にMNP予約番号の期限とSIMロック解除の確認は、早めに行うのがポイントです。

SIMフリーiPhoneとキャリア版の違い

「iPhoneはどこで買っても同じ」……と思いがちですが、実は「SIMフリー」と「キャリア版」では使い勝手や自由度が大きく異なります。ここでは、それぞれの特徴と選ぶ際の注意点を分かりやすく解説します。

2021年10月以降の「SIMロック原則禁止」とは？

総務省の指導により、2021年10月以降に発売されたスマホは原則SIMロックがかかっていません。つまり、Apple Storeやキャリアショップで新品を買ったiPhoneであれば、ほとんどが最初からSIMフリー状態です。

ただし、中古市場ではロック解除前の機種や、海外版で技適マークがない端末も流通しています。特に海外iPhoneは電波帯域が日本と異なることもあるため、慎重に選びましょう。

SIMフリー／キャリア版どっちを選ぶ？

• 自由にSIMを選びたい人 → SIMフリーがおすすめ
• 分割や特典を重視したい人 → キャリア版も有力候補
• 中古購入なら → 「SIMロック解除済みか」必ず確認

「今後乗り換えや海外使用も視野に入れている」「格安SIMを活用したい」なら、最初からSIMフリーのiPhoneを選ぶのが安心です。Apple公式や認定中古ショップでは、すべてSIMフリーなので初心者にもおすすめです。

iPhone購入でありがちな落とし穴と注意点

「安く手に入れたい」という気持ちから思わぬ落とし穴にハマってしまうことも。ここでは、iPhoneをお得に購入する際に注意すべきポイントを具体例とともにご紹介します。

「実質0円」の落とし穴

「月々◯円で使える！」「実質0円！」というフレーズに惹かれて契約したけど、実はその“実質”にはいろんな条件が…。特に返却前提の端末購入プログラムには、見落としがちな注意点がいくつもあります。

一見お得に見える「実質0円」は、“一定期間の利用＋返却”という前提があって初めて成立する割引です。つまり「最初からずっと持ち続けたい」と考えている人には向いていません。

画面の割れや背面ガラスのヒビ、Lightning端子の不具合なども「故障扱い」となることがあります。返却時のコンディション審査は非常に厳密なので、普段からケース・フィルムで保護し、付属品（箱・SIMピンなど）も保管しておくと安心です。

「本体を所有したい」「気兼ねなく使いたい」なら、実質0円よりも一括購入や整備済製品の方が満足度は高いかもしれません。特にスマホに不慣れな方は、“実質”の内訳をよく理解してから契約するようにしましょう。

非公式ルートや海外版のリスク

メルカリ・ヤフオク・AliExpressなどの非公式ルートや、米国・中国などからの海外版iPhoneは、価格だけ見ると非常に魅力的です。しかし、安さの裏には大きなリスクが潜んでおり、購入前にしっかり把握しておく必要があります。

リスク項目	具体的な影響	注意点・補足
技適マークなし	日本国内で使用不可（電波法違反の可能性）	背面または設定画面に技適マークが表示されているか確認
機能制限	Face ID／5G／Suicaなどが一部利用不可	日本国内仕様と対応バンド・FeliCa非対応モデルに注意
通信不安定	4G/5G回線がつながりにくい・速度低下	型番ごとにバンド対応を要確認（例：A2890など）
サポート対象外	AppleCare＋非対応・修理拒否されるケースあり	国内保証が使えないことが多く、トラブル時は自己負担
販売者の信頼性	返品・問い合わせ不可、初期不良対応なし	フリマ・個人輸入サイトでは特に要注意

特に技適未取得の端末は、日本で使用するだけで法的問題になる可能性があり、電波干渉の観点からも避けるべきです。また、日本国内向けのApple Pay（FeliCa）やVoLTEに対応していない海外モデルも多数存在します。

価格重視の気持ちはわかりますが、「使えなかった」「サポートがない」「返品できない」では本末転倒です。初心者はとくに、国内仕様で保証対応のある正規ルートからの購入が安心です。

SIMロック・ネットワーク制限に注意

中古iPhoneや格安モデルを購入する際に意外と見落とされやすいのが、「SIMロック」と「ネットワーク利用制限（赤ロム）」の存在です。購入後に「SIMが使えない」「通信できない」などのトラブルに遭わないためにも、事前チェックが重要です。

確認項目	チェック方法	推奨対策
SIMロック解除済み	商品説明で「SIMフリー」表記を確認	記載がなければ問い合わせ・証明書付きがおすすめ
ネットワーク制限	IMEI番号で各キャリア公式ページから検索	「◯」状態＋白ロム保証のある店舗を選ぶ
保証の有無	販売ページで「赤ロム永久保証」の明記を確認	イオシス・にこスマ・ゲオなど大手中古店が安心

「とにかく安く」ではなく、「確実に使える」「あとから困らない」を基準に選びましょう。中古iPhone選びで失敗しないためには、スペックよりも“信頼できる販売元”と“保証の有無”が鍵になります。

まとめ：あなたにとってベストな買い方は？

iPhoneを安く買う方法は、ひとつではありません。この記事では、整備済製品・中古・ポイント還元・端末プログラムなど、2025年時点で選べるさまざまな手段を紹介してきました。

ただし、どの方法がベストかは「あなたがスマホに何を求めるか」によって変わります。「価格最優先」か「新品志向」か、「返却ありでも最新が欲しい」か「自分のものとして所有したい」か…人によって答えは異なります。

以下の表で、目的や価値観別におすすめの買い方をまとめました。迷ったら、まずは自分の使い方に近い項目をチェックしてみましょう。

あなたのタイプ	おすすめの買い方	理由・特徴
とにかくコスパ重視	中古または型落ち＋格安SIM	端末＋通信料の合計が最安。月2,000円台運用も可能
新品が欲しい	楽天モバイル一括購入＋ポイント還元	最大4万円相当のポイント還元＋返却不要
常に最新モデルを使いたい	キャリアの端末購入プログラム（返却型）	実質半額で最新iPhoneが使える。2年更新が前提
返却せず長く使いたい	Apple公式の整備済製品	1年保証付きで新品品質、1〜2割安い

スマホ選びは、「安さ」だけでなく「使い方」や「安心感」も大切です。ぜひあなたのライフスタイルに合った方法を選んで、満足のいくiPhoneライフをスタートしてくださいね。もアリ。逆に「分割や返却が面倒」という人は、Apple整備済製品や楽天の一括購入がストレスなく利用できます。

Q&A｜iPhoneを安く買う際によくある疑問

最後に、iPhoneを安く買いたい人が抱きがちな疑問に答えていきます。見落としがちなポイントもあるので、購入前に一度チェックしておきましょう。

iPhoneの買い時っていつ？

毎年9月に新モデルが発表されるため、その直前（7月〜8月）と新モデル発表直後（9月〜10月）が型落ちモデルの狙い目です。年末年始や新生活シーズン（3月）もキャンペーンが増える傾向にあります。

中古iPhoneってバッテリーがすぐダメにならない？

信頼できるショップでは「バッテリー最大容量80％以上保証」などを付けて販売しています。心配な方は「バッテリー新品交換済み」の端末や保証付きの商品を選ぶと安心です。

整備済製品って中古とどう違うの？

整備済製品はAppleが認定した「リファービッシュ品」で、外装やバッテリーが新品同様に交換されており、保証も新品と同じです。中古より安心感があり、品質も高く、お得に買える優良選択肢です。