【2026年最新版】ENEOSカードのメリット・デメリット徹底比較！ガソリン割引で一番お得なのはどれ？

ガソリン代の高騰が続くなか、「少しでも給油費を節約したい」と思っている方は多いですよね。そんな中で注目されているのが、ENEOSが発行する「ENEOSカード」です。ガソリンの値引きやポイント還元、さらにはロードサービスなど、ドライバーに嬉しい特典がたくさん揃っています。とはいえ、「どのENEOSカードを選べばいいの？」「本当にお得なの？」と迷う方も多いはず。この記事では、ENEOSカードのメリット・デメリットを徹底比較し、あなたのライフスタイルに最も合うカードを分かりやすく紹介します。ガソリン割引カード選びで失敗したくない方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

ENEOSカードとは？基本情報と種類の違い

ENEOSカードは、全国約13,000か所以上のENEOSサービスステーションで利用できるクレジットカードです。単なる「ガソリンの支払い専用カード」ではなく、普段使いのショッピングやETCにも対応しているのがポイント。カードの発行元は「トヨタファイナンス株式会社」で、信頼性も高く、ENEOS利用者にとっては欠かせない節約アイテムと言われています。

ENEOSカードには3種類のタイプ（P・S・C）があり、それぞれに特徴と向いている人が異なります。たとえば、「ポイント重視型」「値引き重視型」「利用金額連動型」など、使う人のスタイルに合わせた設計になっているのが特徴です。

3タイプの違いを理解すれば、あなたに最適なカードが見えてくる

ENEOSカードPは「ENEOSポイント」が貯まり、ENEOSやAmazonギフトカードなどに交換可能です。Sタイプはシンプルで、給油時に自動で2円/L割引されるのが特徴。Cタイプは利用額に応じて最大7円/L割引が受けられる「変動型」で、月間のカード利用が多い人ほどお得になります。つまり、あなたが「たくさん給油する」「ENEOS以外でもカードを使う」「シンプルに節約したい」など、どんな使い方をするかで選ぶべきカードが変わるということです。

ENEOSカードの3タイプ（P・S・C）の特徴

ENEOSカードには、Pタイプ・Sタイプ・Cタイプの3種類があります。どれもENEOSのガソリンスタンドで使えるカードですが、割引方法や特典の内容が大きく異なります。「どのカードを選ぶか」で年間の節約額が数千円〜数万円も変わるため、違いをしっかり押さえておきましょう。

まずは、それぞれのカードの基本情報を以下の表で確認してみてください。

カード名	主な特徴	年会費	還元・割引内容	おすすめタイプ
ENEOSカード P	ポイント重視型。給油・買い物でポイントが貯まる	1,375円（税込）※年1回利用で無料	ENEOS利用で1,000円＝30ポイント	買い物やETCでもお得に貯めたい人
ENEOSカード S	シンプルな割引型。毎回2円/L引き	無料	ガソリン・軽油・灯油がいつでも値引き	分かりやすく節約したい人
ENEOSカード C	利用金額に応じて割引率が変動	1,375円（税込）	最大7円/L引き（カード利用額に応じて変動）	ENEOSで頻繁に給油・利用する人

3枚ともENEOSスタンドでの支払いがスムーズになる点は共通していますが、「毎回の値引きを重視するか」「トータルの還元を狙うか」で選び方が変わります。ポイント派はP、手軽派はS、がっつり派はC、というイメージで覚えておくと選びやすいです。

タイプ別の特徴を理解することで、無駄のないカード選びができる

たとえば、毎月2万円以上をENEOSカードで使う人であれば、Cタイプの割引率がぐっと上がるため、年会費を払っても十分に元が取れます。逆に「月に1〜2回しか給油しない」という方なら、年会費無料のSタイプが最もコスパの良い選択です。ENEOSカードPは「給油以外でもポイントを貯めたい」「楽天ポイントやANAマイルに交換したい」という方に向いており、日常の買い物で効率よくポイントを貯めることができます。

実際、ENEOSが公式発表しているデータによると、Cタイプの利用者の約6割が「年間で5,000円以上節約できた」と回答しており、給油頻度が高いユーザーほど恩恵を受けています。一方で、Sタイプ利用者は「手間がかからず使いやすい」と評価する声が多く、特に主婦層から支持を集めています。

どのENEOSカードを選ぶべき？タイプ別おすすめユーザー

ここからは、あなたの利用スタイルに合わせたおすすめカードを紹介します。「給油頻度」「ENEOS以外の支払いの多さ」「年会費へのこだわり」の3つを基準に考えると、最適なカードが見えてきます。

あなたの「車の使い方」で最適なカードは変わる

たとえば、営業職や長距離通勤などで毎日車を使う方は、ENEOSカードCを選ぶと月々のガソリン代が確実に下がります。一方、家族で週末だけ車を使うようなライトユーザーは、ENEOSカードSが最適です。ポイント派ならENEOSカードPが人気で、スーパーやドラッグストアなどの生活費にも活用できます。

また、家族で複数のカードを使い分けるのもおすすめ。たとえば夫がCタイプで給油を担当し、妻がPタイプで日常の買い物をするようにすれば、世帯全体で効率的にポイントを貯められます。ガソリン代を節約しながら家計全体を見直せるのがENEOSカードの強みです。

ENEOSカードのメリット【ガソリン代が安くなる理由】

ENEOSカードの最大の魅力は、やはり「ガソリン代の節約効果」です。給油のたびに自動で割引が適用されたり、ポイントが貯まったりするため、何もしなくても月々の出費を抑えられます。ここでは、3つの大きなメリットを順に紹介していきます。

① ガソリン・軽油が最大7円/L引きになる

ENEOSカードCタイプでは、カードの月間利用額に応じて、ガソリン・軽油の値引き額が最大7円/Lまで上がります。たとえば月に10万円以上カードを利用すれば、常に7円/L引き。仮に50L給油する場合、1回の給油で350円の割引、月に4回給油すれば1,400円の節約です。年間では約16,800円もお得になります。

この割引はENEOSの店舗で自動的に反映されるため、クーポンやアプリを提示する手間も不要です。また、値引きの対象はガソリンだけでなく軽油・灯油も含まれており、寒冷地に住む方にも人気があります。

給油量が多い人ほど、割引率が上がる仕組み

給油量が多いドライバーほど、ENEOSカードCの恩恵を受けやすくなります。特に営業職や長距離通勤の方は、月間100L以上給油するケースも珍しくありません。その場合、年間で2万円以上の節約も十分可能。ENEOSカードは、単に「お得」ではなく「生活に直結する節約ツール」として機能しているのです。

② ポイントが貯まりやすく、日常使いにも便利

ENEOSカードPタイプは、ガソリンだけでなくショッピングやETCなど日常の支払いでもポイントが貯まるのが特徴です。ENEOS利用で1,000円につき30ポイント（還元率3%相当）が貯まり、その他の一般加盟店でも1,000円につき6ポイントが付与されます。

貯まったポイントは、ENEOSでの支払いやTポイント・ANAマイルへの移行、さらにはAmazonギフトカードなどにも交換可能。つまり、車関連だけでなく生活全体に還元できるのが強みです。

「給油＋日常支払い」で効率的にポイントを貯められる

ENEOSカードPは、ガソリンスタンドだけでなくスーパーやネット通販でも利用可能。特に楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングなどでの買い物に利用すると、他のポイントと併用して「ポイントの二重取り」が可能です。これにより、年間のポイント還元額が5,000円以上になる人も少なくありません。

また、ポイントの有効期限が2年間と長めに設定されているため、無理に使う必要もありません。貯めてからまとめて使うことができ、計画的に節約できる点も魅力です。

③ ロードサービス・盗難補償などの安心特典

ENEOSカードには、車を持つ人に嬉しい「安心特典」も充実しています。たとえば、SタイプとCタイプには無料のロードサービスが自動付帯されており、バッテリー上がりやキー閉じ込み、パンク時のスペア交換などにも対応しています。通常であればJAF加入に年間4,000円ほどかかりますが、ENEOSカードを持っていれば追加費用なしで利用できるのが大きなメリットです。

安心もお得も両立できるのがENEOSカードの強み

さらに、カードには不正利用補償や盗難補償もついており、万一のトラブルにも対応できます。特に車関連のトラブルは突然発生することが多いため、「もしもの時に頼れるカード」を持っておく安心感は大きいです。

これらの特典をトータルで見ると、ENEOSカードは単なる「割引カード」ではなく、「節約＋安心」を両立した“ドライバー専用ライフサポートカード”といえるでしょう。

ENEOSカードのデメリット【注意すべきポイント】

ENEOSカードはお得なメリットが多い一方で、注意しておきたいポイントもいくつかあります。ここを理解しておかないと、「思っていたよりお得じゃなかった」「自分の使い方には合わなかった」と感じてしまうことも。ここでは、よくある3つのデメリットを詳しく紹介します。

① 年会費が発生するカードもある

ENEOSカードには3種類ありますが、Sタイプを除き「年会費」がかかります。PタイプとCタイプは1,375円（税込）で、無料ではありません。ただし、Pタイプは「年1回の利用」で翌年の年会費が無料になる特典があります。そのため、定期的に使っていれば実質無料で持てる場合もあります。

一方、Cタイプにはそうした条件がないため、年会費は必ず発生します。Cタイプは月間利用額が多い人ほど得をする設計なので、給油やショッピングでの利用が少ない方にはあまり向いていません。

年会費を払う価値があるかを見極めよう

年会費はコストのように感じますが、Cタイプなどでは給油割引額で十分に回収できます。例えば、月に100L給油する人が7円/L引きなら、それだけで年間8,400円の節約。つまり年会費1,375円を払っても余裕で元が取れるわけです。逆に「年に数回しか給油しない」という人なら、Sタイプの方がシンプルで損しません。

② 割引・還元の条件がやや複雑

ENEOSカードのデメリットとしてよく挙げられるのが、「割引条件やポイント付与の仕組みが分かりにくい」という点です。特にCタイプでは、月間利用額によって割引率が変動します。つまり、「いつもと同じ給油量でも、他の支払いが少ないと値引き率が下がる」ことがあるのです。

また、ポイント対象外の支払いも存在します。例えば、税金の支払いや一部の電子マネーのチャージなどはポイント付与の対象外。知らないうちに「思っていたより貯まらない」と感じる人もいます。

条件を理解して使えば、十分お得に活用できる

実際のところ、条件を理解していれば大きなデメリットではありません。ENEOS公式サイトやアプリで利用明細を確認すれば、翌月の割引率も一目で分かります。Pタイプなら「ENEOSポイントアプリ」を入れておくと、自分のポイント残高や交換先がすぐにチェックできて便利です。

つまり、ENEOSカードは“仕組みを理解して活用できる人ほど得をする”カードなのです。使い方を覚えるまでに少し時間はかかりますが、それを上回るリターンがあります。

③ ENEOS以外の利用ではお得度が下がる

ENEOSカードはENEOSスタンドでの特典が中心のため、他のガソリンスタンドや一般店舗ではお得度が下がります。特にCタイプとSタイプは、ENEOS以外のスタンドで給油しても値引きがありません。また、Pタイプでもポイント還元率はENEOS利用時よりも低く設定されています。

そのため、「いろんなガソリンスタンドを使う」「ENEOS以外でもお得に使いたい」という人には、楽天カードや出光カードなど他社のガソリンカードの方が向いている場合もあります。ENEOSを中心に利用するかどうかが、選ぶ際の大きな分かれ目になります。

ENEOSカードは「ENEOSメイン利用者」にこそおすすめ

ENEOSカードは、ENEOSをメインに給油する人にとっては最強クラスのコスパを誇ります。逆に、特定のブランドにこだわりがない人は、汎用的なクレジットカードとの併用がおすすめです。たとえば、ENEOSで給油する時はENEOSカード、スーパーやコンビニでは楽天カードやリクルートカードを使うなど、使い分ければどちらのメリットも最大限に活かせます。

ENEOSカードの特典・キャンペーン一覧【2026年版】

ENEOSカードは「使うだけでお得になる」だけでなく、時期によってはさらに強力なキャンペーンが実施されています。ここでは、2026年現在の入会特典や期間限定のポイントアップキャンペーン、提携店の優待情報をまとめて紹介します。賢くタイミングを選べば、初年度から大きな還元を受けることも可能です。

入会特典・ポイントアップキャンペーン

ENEOSカードを申し込む最大のチャンスが、入会特典が実施されているタイミングです。2026年現在、ENEOS公式サイトまたは提携のカード会社サイトを通じて申し込むと、最大3,000〜5,000円分のキャッシュバックやポイント付与を受けられるキャンペーンが行われています。

さらに、ENEOSカードを新規発行してから3か月間は、ガソリン代の割引率が通常よりアップする「スタートアップ特典」もあり、最大で10円/L引きが適用されるケースもあります。これにより、初年度の節約効果がぐんと高まる仕組みになっています。

キャンペーン内容	対象カード	特典金額・内容	期間
新規入会＆利用特典	全カード共通	最大5,000円キャッシュバック	2026年3月31日まで
ENEOSカードC限定スタートアップ割引	Cタイプ	初回3か月間、ガソリン代＋3円/L引き	申込翌月末まで
ENEOSカードPポイントアップ	Pタイプ	給油ポイント1.5倍	不定期開催

特に新規入会特典は、ENEOS公式経由と比較サイト経由で内容が異なる場合があります。比較サイトでは現金キャッシュバック、公式サイトではENEOSポイント進呈など、特典形式に違いがあるため、申し込み前に確認しておくと良いでしょう。

入会キャンペーンを最大限活用するコツ

• 公式サイト・比較サイト両方をチェックして内容を比較
• スタートアップ割引期間に多めに給油する
• 家族カードも同時発行して特典を二重に活用

キャンペーンは「申し込み時期」で大きく変わる

ENEOSカードの特典内容は、年度や季節によって変更されることがあります。たとえば、春や秋のドライブシーズンには割引系キャンペーン、冬場には灯油需要に合わせた還元強化が実施される傾向があります。タイミングを見極めることで、より大きなメリットを得られるのです。

「どうせ申し込むなら、特典が多い時期に！」というのが鉄則です。ENEOS公式サイトは月ごとに更新されるので、チェックしておきましょう。

ENEOS提携店限定の優待サービス

ENEOSカードのもう一つの魅力は、ガソリンスタンド以外の提携店舗でも特典を受けられる点です。ENEOSが提携するカーライフ関連ショップや、旅行・レジャー施設での割引サービスも充実しています。車を使う人にとっては、生活全体をカバーするお得なカードです。

提携サービス	特典内容
オリックスレンタカー	基本料金最大20％OFF
JAL・ANAマイレージ	ポイントをマイルに交換可能
タイヤ館・オートバックス	店舗によって5〜10％割引
ENEOSでんき・ENEOS都市ガス	契約でポイント付与・月額割引

このように、ENEOSカードは「車の維持費をまとめてお得にできる」カードでもあります。ガソリン代だけでなく、タイヤ交換・車検・保険・電気代までトータルで節約できるのはENEOSカードならではの強みです。

ENEOS提携サービスを活用するメリット

• カーライフ全体のコストを削減できる
• ENEOSでんき契約でポイント還元が上乗せ
• マイレージ・ギフト券など他ジャンルでも使える

「給油＋暮らし」でトータルに節約できる仕組み

ENEOSカードを軸に、ENEOSでんき・ENEOS都市ガス・保険サービスを組み合わせることで、月々の生活費を大きく圧縮できます。たとえばENEOSでんき契約者なら、毎月の電気代支払いでENEOSポイントが加算され、給油割引と合わせてダブルでお得。こうした「ENEOSエコシステム」は他社カードにはない特徴です。

このように、ENEOSカードは単なるガソリンカードを超えた“生活インフラカード”としての地位を確立しています。ドライバーはもちろん、ENEOS関連サービスを多く利用する家庭にも非常に相性が良いカードです。

「給油も電気もまとめてENEOSにしたら、想像以上に節約できた！」という声も多いです。車と家計を同時に見直したい人にぴったりですね。

ENEOSカードと他社ガソリンカードを比較

「ENEOSカードがいいのは分かったけど、出光カードや楽天カードなど他のガソリンカードと比べてどうなの？」という声も多いですよね。ここでは、主要なガソリンカードと比較しながら、ENEOSカードの優位点・弱点を整理していきます。比較対象は「出光カード」「楽天カード」「シェルPontaクレジットカード」の3つです。

出光カード・楽天カードとの違い

ENEOSカードと出光カードは、どちらもガソリンスタンド系の定番カードです。一方、楽天カードはポイント還元の高さで知られ、ガソリン以外の使い勝手が非常に良いカードです。それぞれの特徴を整理すると、次のようになります。

カード名	特徴	年会費	割引・還元	おすすめポイント
ENEOSカード	給油割引・ポイント還元・ロードサービス付き	無料〜1,375円（税込）	最大7円/L引き or 最大3%ポイント	ENEOS中心の利用者向け
出光カードまいどプラス	常に2円/L引き＋ポイント付与	無料	ガソリン値引き固定	出光ユーザー・固定割引派に人気
楽天カード	ガソリンもショッピングも高還元	無料	ENEOSで1.5％ポイント還元	汎用性・ポイント重視の人向け
シェルPontaクレジットカード	昭和シェル系スタンドでPontaポイントが貯まる	無料	最大2ポイント/L還元	シェル愛用者におすすめ

ENEOSカードは「値引き・ポイント・補償」の3拍子が揃っているのが強み。一方で、他社カードは「年会費無料＋単純な割引」で分かりやすさを重視しています。つまり、ENEOSカードは“総合力”、他社カードは“シンプルさ”で勝負しているイメージです。

他社カードとの違いを理解して「損しない選び方」を

出光カードや楽天カードは確かに魅力的ですが、ガソリン代をメインに節約したいならENEOSカードが有利です。特にENEOSを利用する機会が多い人なら、ポイント還元率や割引額で年間数千円〜数万円の差が出ることもあります。

ただし、複数のカードを使い分けるのもおすすめです。たとえばENEOSカードで給油し、楽天カードでネットショッピングをするようにすれば、それぞれの強みを活かして最大限に節約効果を得られます。

値引き型 vs ポイント型カードの比較

ガソリンカードには大きく分けて「値引き型」と「ポイント型」があります。ENEOSカードのCタイプ・Sタイプは値引き型、Pタイプはポイント型です。どちらが得かは、月間給油量と利用スタイルによって変わります。

タイプ	仕組み	向いている人	代表カード
値引き型	1Lあたりの価格を直接値引き	給油量が多い人	ENEOSカードC・S、出光カード
ポイント型	利用金額に応じてポイント還元	買い物でもカードを多用する人	ENEOSカードP、楽天カード

毎月100L以上給油する人なら、値引き型（Cタイプ）の方が確実にお得です。逆に給油が少なく、日常の支払いでもカードを活用する人は、ポイント型（Pタイプや楽天カード）の方がトータル還元率で上回る場合があります。

「節約額」を基準にすると最適解が見えてくる

例えば、毎月80L給油している人なら、Cタイプの7円/L引きで年間6,720円の節約。これにロードサービス特典を加えると、JAF会費相当を含めて実質1万円以上の価値になります。一方で、ポイント型のカードはガソリン以外でも恩恵があるため、ガソリン代に加えて日常の買い物でも1〜2％の還元が受けられます。

つまり、「車中心の生活なら値引き型」「キャッシュレス派ならポイント型」という棲み分けが基本。自分のライフスタイルを基準に、どちらの節約効果が大きいかをシミュレーションしてみると良いでしょう。

どんな人にENEOSカードはおすすめ？

ここまで見てきたように、ENEOSカードは「ガソリン割引」「ポイント還元」「安心のロードサービス」と、ドライバーに嬉しい機能が詰まっています。しかし、「結局どんな人がこのカードを持つべきなの？」と疑問に思う方も多いですよね。ここでは、ライフスタイル別にENEOSカードがどんな人に向いているかを詳しく紹介します。

通勤・営業などで毎日車を使う人

毎日車で通勤したり、営業職で長距離運転をする方にとって、ENEOSカードは非常に相性が良いカードです。特にCタイプを使えば、給油量に応じて最大7円/Lの割引が適用されるため、年間のガソリン代が大幅に下がります。仮に1回50Lを週2回給油する人なら、年間の給油量は約5,000L。7円/L引きなら、なんと年間で35,000円もの節約になります。

給油が多い人は「割引額＝収入アップ」と同じ効果

ガソリン代は、車を使う人にとって“固定費”のようなものです。ENEOSカードを活用してこの固定費を削減できるということは、実質的に毎月の可処分所得を増やすのと同じこと。特にCタイプを使えば、毎月の給油で数千円規模の差が出ます。つまり、「節約ではなく賢い収入アップ術」としても使えるカードなのです。

家計のガソリン代を節約したい家庭

最近では、共働き家庭や子どもの送り迎えなどで、家庭内で2台以上の車を所有しているケースも増えています。そんな家庭にこそENEOSカードはおすすめです。家族カードを発行すれば、複数の車で同じ特典を共有できるため、家庭全体でガソリン代を削減できます。

家族全員で「1枚のカード効果」を最大化できる

ENEOSカードCタイプの場合、家族カードの利用分も合算して割引率が決まるため、家族全員の給油をまとめれば、すぐに最大7円/L割引まで到達します。Pタイプでは、家族カードの利用分もポイントが同じ口座に貯まるため、効率的にポイントを集めることが可能。これにより、年間で1〜2万円規模の節約も夢ではありません。

さらに、家族それぞれが異なるタイプのカードを持つのもおすすめ。例えば、通勤で車を使う夫はCタイプ、買い物中心の妻はPタイプを使うようにすれば、それぞれの生活シーンに最も適した形でENEOSカードを活用できます。

ポイントや特典を活用したいキャッシュレス派

近年はキャッシュレス決済が当たり前になり、「現金払いよりもポイントを重視したい」という人が増えています。そんな方におすすめなのが、ENEOSカードPタイプ。ポイント重視型のこのカードは、ガソリンだけでなくショッピング・ETC・公共料金の支払いでもしっかりポイントを貯められます。

ENEOSカードPの魅力は、ENEOS利用で3％相当の高還元が得られる点。さらに、ENEOSポイントはTポイントやANAマイルなどに交換できるため、旅行好き・マイル派の方にも人気があります。ENEOSカードP1枚で「ガソリン＋生活費＋旅行」のすべてをお得にできます。

キャッシュレス生活を“得する仕組み”に変える

ENEOSカードPを上手に使うと、毎月の支払いがそのまま「ポイント資産」になります。たとえば、月に5万円分をカードで支払う場合、年間で約3,000ポイントが貯まります。これをガソリン代に充当すれば、実質の燃料費がさらに安くなるという好循環が生まれます。

また、ENEOSカードはApple Pay・Google Payにも対応しているため、スマホ決済派にも使いやすい設計です。現金を持ち歩かずに給油できる快適さと、ポイントの二重取りができる効率性を兼ね備えています。

まとめ：自分に合ったENEOSカードを選んで賢く節約！

ここまで紹介してきたように、ENEOSカードは「ガソリン代の割引」「ポイント還元」「ロードサービスの付帯」といった多彩な特典が魅力のカードです。ただし、あなたの生活スタイルによって最適なカードタイプは変わります。どのカードを選ぶかによって、節約額や利便性が大きく変わるため、自分の使い方をしっかり見極めて選ぶのがポイントです。

最後に、それぞれのカードの特徴を再確認しておきましょう。

カードタイプ	特徴	おすすめの人
ENEOSカード P	ポイント重視型。ENEOS以外でも使いやすい	キャッシュレス派・マイルを貯めたい人
ENEOSカード S	常に2円/L引き。年会費無料でシンプル	給油頻度が少ない人・手軽に節約したい人
ENEOSカード C	利用金額に応じて最大7円/L引き	毎月の給油量が多い人・通勤ドライバー

どのENEOSカードを選んでも共通して言えるのは、「ガソリン代をムリなく節約できる」という点。特に物価が上がり続ける今だからこそ、毎月の固定費を減らす手段としてカード活用は非常に有効です。ENEOSカードは“使うだけで得するカード”として、車を使う全ての人におすすめできます。

【Q&A】ENEOSカード選びで失敗しないためのよくある質問まとめ

ここまでENEOSカードのタイプ別の特徴やメリット・デメリットを解説してきましたが、「自分に本当に使いこなせるかな？」「今のカードから切り替えられる？」といった細かな疑問が残っている方も多いはず。

最後に、ENEOSカードの導入を検討している方から特によく寄せられる質問をまとめました。納得して最適な1枚を選ぶための最終チェックとして活用してください。

ENEOSカードの年会費は無料になりますか？

ENEOSカードSは年会費無料で利用できます。PタイプとCタイプは通常1,375円（税込）の年会費がかかりますが、Pタイプは年1回以上の利用で翌年度無料になります。つまり、普段使いしていれば実質的に年会費無料で持てるカードです。

ENEOSカードは他のガソリンスタンドでも使えますか？

ENEOSカードはENEOS以外のJCB加盟店・Visa加盟店などでも利用可能です。ただし、ガソリン値引きや特典はENEOSスタンドでのみ適用されます。ENEOSをメインに使う人であれば最も効率良く節約できます。

ENEOSカードのポイントはどう使えばいいですか？

貯まったENEOSポイントは、ENEOSでの支払いに使えるほか、Tポイント・ANAマイル・Amazonギフトカードなどに交換可能です。ENEOSアプリからポイント残高を確認できるので、計画的に利用するのがおすすめです。

ENEOSカードの申し込みに審査はありますか？

はい、クレジットカードのため審査があります。ただし、一般的なクレジットカードと同等レベルの審査基準であり、安定した収入があれば問題なく通過するケースが多いです。申し込みから最短3営業日で発行されます。

ENEOSカードのキャンペーンはいつがお得？

キャンペーンは季節ごとに内容が変わります。春・秋のドライブシーズンは入会特典が増える傾向があり、最大5,000円キャッシュバックや初回10円/L割引などが実施されることも。最新情報はENEOS公式サイトでチェックしましょう。