AirPods Proは日常生活に欠かせない大切なアイテムです。
しかし、使っているAirPodsが突然充電できなくなることもあります。
たとえば、両方のイヤホンが充電できない、あるいは片方だけが100%充電されていて、もう一方が0%のままといった問題が起こることがあります。こうした状況に遭遇した時に考えられる、AirPodsの充電トラブルの原因と対処を紹介します。
AirPodsのケースが充電ができない5つの原因
AirPodsのケースが充電されない場合、主な原因として、本体や関連機器の接続問題、コネクタの汚れ、または機器自体の故障が考えられます。
本体・充電ケースの接触が悪い
まず、AirPods Proが充電されない一つの理由は、イヤホンと充電ケースの接触がうまくいっていないことがあります。イヤホンをケースに正しく置かないと、充電が開始されません。急いでいる時などは、イヤホンがケースの正しい位置に収まっていないことがよくあります。もし片方のイヤホンだけ電池がない状態なら、AirPods Proと充電ケースの接触が悪い可能性を考えてみましょう。
充電器とケーブルの問題
AirPods Proの充電ケース自体には問題がなくても、使っている充電ケーブルやアダプターの接続が悪いと充電ができません。ケーブルが充電ケースやアダプターにきちんと繋がっているかをチェックしましょう。
また、コンセントの差し込みが緩いと充電ができないことがあります。AirPods Proが充電されない時は、ケーブルやコンセントがしっかり接続されているかを確認してください。
充電口の汚れ
充電ケーブルの端にホコリやゴミがついていると、充電がうまくいかないことがあります。ケーブルの先端が汚れていると、電気の流れが悪くなります。充電ケースやケーブルの接触不良と一緒に、充電できない原因としてまず考えるべきです。汚れは柔らかい布や棒で優しく拭き取ることで、問題が解決することも多いです。
ケーブルやアダプターの故障
AirPods Proが充電されない場合、充電ケーブルやアダプターが故障している可能性もあります。ケーブルが切れていないか、または他のデバイスで充電ができるか試すと良いでしょう。他のデバイスでも充電できない場合は、ケーブルかアダプターの問題の可能性が高いです。
本体や充電ケースの故障
AirPods Pro本体や充電ケース自体が壊れていることもあります。他の原因を確認した後で、まだ問題が解決しない場合は、本体や充電ケースの故障を疑ってください。故障している場合は、Apple Storeや正規修理店に持って行き、修理や交換が必要になるかもしれません。
Airpodsが充電できない時の対処法
AirPodsを再度ケースに入れる
AirPods Proがうまく充電されない時、まずはイヤホンを充電ケースから取り出して、もう一度入れ直しましょう。この単純な方法が、意外と効果的です。ケースの蓋を閉じるとLEDランプが点灯するはずです。ただし、充電ランプの位置に注意してください。この方法で改善しなければ、他の対策を試してみてください。
AirPodsのペアリングをやり直す
AirPods Proが充電されない場合、設定をリセットしてペアリングをやり直すと良いでしょう。まずは、イヤホンを充電ケースに入れて蓋を閉じ、30秒待ちます。その後、蓋を開けて装着し、「設定」>「Bluetooth」からペアリングを再設定します。もしAirPodsが表示されなければ、ケースの設定ボタンを15秒長押しし、iPhoneやiPadの近くでペアリングを試みてください。
充電最適化設定を変更する
AirPods Proがフル充電されない場合、バッテリーの充電最適化設定が原因かもしれません。この設定は、バッテリーの寿命を延ばすために80%以上充電しないようにしています。最適化設定をオフにする方法は、「設定」アプリで「Bluetooth」を選択し、AirPodsの「iアイコン」をタップして「バッテリー充電の最適化設定」をオフにします。変更後、フル充電が可能かを確認しましょう。
十分な充電時間を確保する
電力供給が不足している場合もありますので、AirPodsを15分以上充電してみましょう。15分の充電で最大3時間音楽を聴くことができます。AirPods Maxの場合は、5分でフル充電できます。
異なる充電アダプターを使う
充電できない原因がアダプターにある場合、別のアダプターに変えてみましょう。接続問題がないか確認し、周辺機器に問題があるかもしれないと考えてください。新しいアダプターを選ぶ際は、Apple純正品を選ぶと安心です。純正品は信頼性が高く、互換性もあります。
別の充電ケーブルを試す
充電ケーブルが原因である場合、新しいケーブルに交換してみてください。アダプターと同じく、Apple純正のケーブルを選ぶことをお勧めします。サードパーティ製の製品やワイヤレス充電器の使用時に問題が起きることもありますので、有線の充電ケーブルを使うとより安全です。
ワイヤレス充電を使ってみる
充電ケーブルに問題がある場合、ワイヤレス充電の利用が効果的です。AirPods Proを専用のワイヤレス充電ケースに入れて、Qi規格対応の充電器に置くだけです。ただし、購入時にワイヤレス充電ケースが含まれていなければ、別途購入が必要です。AirPods Proには平らな充電パッドやモバイルバッテリー型の充電器が適しています。
AirPodsとケースを清掃する
AirPodsと充電ケースを清潔に保つことも重要です。イヤホンの汚れやケース内のゴミが充電不良の原因になることがあります。綿棒やエアダスターを使えば、簡単に清掃できます。また、充電ケーブルの差し込み口にもホコリが溜まることがあるので、定期的に掃除することをお勧めします。
ファームウェアのアップデートを確認する
AirPods Proのファームウェア(制御プログラム)が古い場合、アップデートすることで問題が解決することがあります。ファームウェアのアップデートは通常自動で行われますが、常に最新の状態にしておくことが大切です。アップデートはiPhoneやiPadなどと接続している時にインターネット経由で行われます。充電中にこれらのデバイスと通信環境が整っていれば、アップデートが進行します。
専門家に修理を依頼する
他の対処法を試しても問題が解決しない場合、専門家による修理が必要かもしれません。特に、バッテリーの劣化が疑われる場合があります。AirPodsなどのリチウムイオンバッテリーは、約500回の充電で性能が低下することが一般的です。毎日充電している場合、約2年で交換時期が来ることがあります。専門家に相談して、適切な対策を講じましょう。
Appleサポートによる配送修理の手続き方法
1.Appleサポートに電話します。
2.通話中、アドバイザーにAirPodsの現状を詳しく説明します。
3.AirPodsのイヤホン部分を忘れずに充電ケースに入れて、宅配業者に渡します。イヤホンとケースが一緒でないと、Appleの修理センターで受け付けてもらえません。
修理には大体5営業日ほどかかります。その後、修理されたAirPodsがあなたの元に戻ってきます。
この手順で、Appleサポートによる配送修理を行うことができます。
まとめ
この記事では、AirPodsのケースが充電できない場合の解決策を紹介しました。これらの方法を試しても充電問題が解決しない場合は、修理を考えることをお勧めします。