LINE PayからPayPayに直接送金はできませんが、
出金・入金の手順を踏めば送金可能です。
今回は、その方法と注意点について、具体例を交えてご紹介します。
この記事で分かること
- LINE PayからPayPayへの直接送金は不可能
- LINE Pay残高を出金し、PayPayにチャージする方法
- 手数料や送金限度額の注意点
- LINE PayとPayPayの各メリットとデメリット
- スマホ決済を便利に使うためのポイント
LINE PayからPayPayに送金は可能か?
LINE PayからPayPayに直接送金はできませんが、間接的な方法があります。
それぞれのアプリが異なるシステムを使っているため、直接の送金は不可能ですが工夫次第で解決できます。
LINE PayからPayPayに直接送金はできない理由
まず、LINE PayとPayPayは異なるシステムを使っているため、直接の送金はできません。
それぞれのアプリは独自の決済システムを採用しており、互換性がありません。
例えば、LINE PayはLINE社が提供するサービスで、
LINEアプリを通じて提供される決済サービスです。
LINEアプリをインストールし、LINE Payアカウントを作成することで利用できます
一方、PayPayはソフトバンクとヤフーが共同で提供するサービスで、
独自のプラットフォームを使用しています。
このように、システムが異なるため、直接の送金は技術的に不可能です。
どちらもQRコード決済をサポートしていますが、
QRコードの仕様や利用可能な機能が異なります。
LINE PayはLINEポイントを利用した支払いが可能ですが、
PayPayはPayPayボーナスを利用した支払いが特徴です。
QRコードの共有による利用場所の拡大
2021年からLINE PayとPayPayはQRコードの共有を開始しました。
これにより、LINE Pay加盟店でもPayPayを利用できるようになり、
逆もまた然りです。
この連携により、利用できる場所が大幅に増えました。
例えば、コンビニやドラッグストアなど、
全国の多くの店舗でどちらのアプリでも支払いが可能となりました。
ただし、これはあくまで店舗での利用に限られ、ユーザー間での直接送金には対応していません。
LINE Pay残高をPayPayに移行する方法
LINE PayからPayPayに直接送金できない場合、まずLINE Pay残高を出金し、
その後PayPayに入金する方法があります。
手順は少し手間ですが、この方法で確実に移行できます。
LINE Pay残高を出金する手順
LINE Pay残高を出金するためには、アカウントタイプを変更する必要があります。
LINE Payには「LINE Cash」と「LINE Money」の2種類のアカウントがあり、
出金には「LINE Money」に変更する必要があります。
*この変更には本人確認が必要です。
運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類をスマホで撮影して送信することで、
アカウントをアップグレードできます。
本人確認が完了するとLINE Moneyアカウントとなり、
出金機能が利用可能になります。
LINE PayアカウントをLINE Moneyに変更する方法
LINE Payアカウントを「LINE Money」に変更するためには、まず本人確認が必要です。
これには以下の3つの方法があります:
- 簡単本人確認、
- 銀行口座による本人確認
- 郵送本人確認
簡単本人確認はスマホで運転免許証やマイナンバーカードなどの
本人確認書類を撮影して送信する方法です。
銀行口座による本人確認は、
LINE Payに登録した銀行口座を使って本人確認を行います。
郵送本人確認は本人確認書類を郵送する方法です。
いずれかの方法で本人確認を行い
アカウントを「LINE Money」に変更してください。
ATMでのLINE Pay残高の出金方法
本人確認が完了し、アカウントが「LINE Money」に変更されたら、ATMでLINE Pay残高を出金することができます。
セブン銀行ATMや登録された銀行口座のATMを利用して出金できます。
例えば、セブン銀行ATMを利用する場合、
- ATMで「QRコード決済」を選択
- 表示されるQRコードをLINE Payアプリでスキャン
- 出金金額を入力し、確認
- 現金が出金される
銀行口座への出金も同様に、出金先の銀行口座を選択し、
出金金額を入力して出金手続きを行います。
出金したお金をPayPayに入金する手順
LINE Payから出金したお金をPayPayに入金するためには、まず現金を用意します。
その後、コンビニATMを利用してPayPayにチャージします。
具体的な手順は以下の通りです。
- コンビニATMの「バーコード決済」を選択
- 表示されるQRコードをPayPayアプリでスキャン
- PayPayアプリでチャージ金額を入力
- ATMに現金を投入
これで、PayPayアプリに残高が反映されます。
PayPayアプリでの入金確認方法
ATMでのチャージが完了したら、PayPayアプリで入金を確認します。
- PayPayアプリの「残高」をタップ
- チャージ金額が正しく反映されているか確認
*入金履歴も確認することができます。
入金に問題がある場合は、PayPayサポートに連絡して確認してください。
LINE Payから自分のPayPayへ送金する際の注意点
LINE Payから自分のPayPayに送金する際には、手数料や送金限度額に注意が必要です。
特に、ATMを利用する場合は手数料がかかることが多いので事前に確認しておくことがおすすめです。
手数料と送金限度額についての注意点
LINE PayやPayPayを利用する際には、それぞれの手数料と送金限度額に注意が必要です。
例えば、LINE Payから出金する際には1回あたり220円の手数料がかかります。
また、PayPayにチャージする際にも同様の手数料がかかる場合があります。
送金限度額についても確認が必要で、
LINE Payでは1日あたり最大10万円まで出金可能です。
トラブルシューティングとよくある質問
LINE PayやPayPayを利用する際に発生する可能性のあるトラブルについて、よくある質問とその解決策を紹介します。
特に送金が失敗した場合の対処法や送金履歴の確認方法を詳しく説明します。
送金が失敗した場合の対処法
送金が失敗する原因はいくつかあります。
例えば、ネットワークの問題やアカウントの設定ミスなどです。
まず、ネットワーク接続を確認し、再度試してみてください。
それでも解決しない場合は、アカウント設定を確認し、不足している情報を追加してください。
最後に、LINE PayやPayPayのサポートに連絡し、詳細なサポートを受けることも検討してください。
送金履歴の確認と問題報告方法
送金履歴を確認することで、送金が正しく行われたかを確認できます。
LINE PayアプリやPayPayアプリの「履歴」セクションで送金履歴を確認し、
問題があれば詳細を確認します。
問題が解決しない場合は、アプリのサポート機能を利用して問題を報告し、解決策を求めることができます。
LINE PayとPayPayのメリットとデメリットの比較
LINE PayとPayPayのそれぞれのメリットとデメリットについて比較し、
どちらが自分にとって最適な選択かを判断するための情報を提供します。
LINE Payのメリットとデメリット
LINE PayはLINEアプリ内で簡単に利用できる点が大きなメリットです。
友だちへの送金や割り勘機能が便利で、日常的な利用に適しています。
でも、手数料がかかることや、利用できる店舗が限られることがデメリットです。
友だちと食事をした後の割り勘にLINE Payを利用すると、
手数料なしで簡単に精算できますが、高額の出金には手数料がかかることがあります。
LINE Payの利用シーン別のメリット
LINE Payは、日常の買い物や友だちとの割り勘に便利です。
例えば、コンビニでの支払いに利用すると、LINEポイントが貯まりやすくなります。
また、友だちへの送金機能を使えば、食事の割り勘もスムーズに行えます。
LINEポイントを活用することで、実質的なキャッシュバックを受けることもできます。
LINE Payのデメリットと対策
LINE Payのデメリットは、利用できる店舗が限られている点と高額の出金に手数料がかかる点です。
例えば、高額の出金には1回あたり220円の手数料がかかります。
また、利用できる店舗が限られているため、他の決済方法と併用する必要があります。
これらのデメリットを考慮し、計画的に利用することが重要です。
PayPayのメリットとデメリット
PayPayの大きなメリットは利用できる店舗が多い点です。
全国の多くの店舗で利用できるため、非常に便利です。
また、キャンペーンが頻繁に開催されるため、お得に利用できることが多いです。
しかし、チャージや出金に手数料がかかることがデメリットです。
例えば、キャンペーン期間中に買い物をすれば、ポイント還元が高くなることがありますが、
チャージや出金には手数料がかかります。
PayPayの利用シーン別のメリット
PayPayは全国の多くの店舗で利用できるため、日常の買い物に非常に便利です。
例えば、スーパーやドラッグストアでの支払いに利用すると、キャンペーンによるポイント還元が期待できます。
また、QRコード決済を利用することで、
現金を持ち歩かずに済むため利便性が高まります。
さらに、友だちへの送金機能を使えば、簡単に送金できます。
PayPayのデメリットと対策
PayPayのデメリットはチャージや出金に手数料がかかる点です。
例えば、ATMチャージには1回あたり220円の手数料がかかります。
また、送金限度額が設定されているため、高額の送金には制限があります。
これらのデメリットを理解し、手数料のかからない方法を選ぶなど、計画的に利用することが重要です。
まとめ:LINE PayからPayPayへの送金をスムーズに行う方法
LINE PayからPayPayへの送金は直接できませんが、基本手順を理解すれば簡単です。
まずLINE Pay残高を出金し、その後コンビニATMを利用してPayPayにチャージします。
この際、手数料や送金限度額に注意しましょう。
具体的には、LINE Pay残高をATMで出金し、その現金をコンビニATMでPayPayにチャージすることでスムーズに送金できます。
さらに、LINE Payのポイント還元やPayPayのキャンペーンを活用し、
複数の決済サービスを上手に使い分けることで、スマホ決済をより便利に活用できます。